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クイーン｢クイーン？なんのことですか？」
しらばっくれるクイーン。
その様子からはAを心配する気概が1ミリも感じられない。
クイーンは確信しているのだ、自分が育てた
そして、ショルダーバッグから名刺をだす。
クイーン｢私は朱麗青。彼のマネージャーです」
続いてジョーカーが自己紹介をする。
ジョ｢……李龍狼です。」
名前をいってから、ジョーカーは俯いた。
この名前をいうくらいなら、正体がバレてもいいから、自分はジョーカーだと言いたくなった。
「とぼけなくてもいいのよ、クイーン。
貴方以外に素手で手すりを加できる人間なんて、そうそういないでしょ？」
とぼけようとするクイーンにおかまいなく、女性はジョーカーの手をとって握手する。
パシ｢私、パシフィスト・ドゥ･ルーベです。
貴方はクイーンの相棒のジョーカーさんで、海へ行った彼女はAさんですよね。
クイーンにパートナーができたってのは聞いてたけど、お会いするのは初めてね。」
クイーン「2人はは、パートナーというより、友だちだよ。」
クイーンが口を挟む。
すると、ジョーカーがパシフィストにむかって、
「はじめまして。クイーンの仕事上のパートナーのジョーカーです。」
律儀にいい直し、その時丁度、海水にまみれた服を絞りながらペタペタと素足で甲板を歩くAが戻ってきた。
長い髪はうっとおしそうに後ろでまとめられている。
A「あら、彼女は？」
パシ「私はパシフィスト───」
こうして、3人のの正体は、あっけなくばれてしまった。
4人の会話を聞いていたRDは、トルバドウールの中で頭を抱えた。
パシ「それにしてもお久しぶりね、最後に会ったのは、十年まえ？」
クイーン｢それぐらいになるかな。
まだ、きみが大学の学生だったころだからね。」
クイーンはいつの間にか朱マネージャーからクイーンの口調に戻って、パシフィストの質問に答えた。
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作者名：ラーメン | 作成日時：2023年7月22日 1時
