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その後、ほどなくして出た記事の反響は凄かった。
ソユンちゃんはほとんど無名だったのに凄まじい勢いで注目を浴びた。
テヒョンが言うにはソユンちゃんは付き合ってると発表したがったが
事実無根だというテヒョンの訴えにより、親しくさせていただいてるという形に落ち着いたらしい。
そして私とテヒョンは特に変わらずいつも通りの日々を送っていた。
あの時のことは夢だったんじゃないかと思うくらいには。
どうするよ、キムソクジンに進展した風のカトク送っちゃったよ。
TH「ヌナ？
ボーッとしてるけど大丈夫？」
「あ、うん」
TH「体調良くないなら僕はいつでも……」
「ううん、大丈夫
じゃあ始めちゃおっか」
今日は待ちに待ったレコーディングの日なのだ。
テヒョンはグループの活動だけでも忙しいのにプラスでドラマも入ってるので超多忙。
その多忙さも私たちの進展を妨げてるように思う。
今は仕事しろと神様が仰ってる。
「じゃあテヒョンからブース入ってもらってもいい？」
テヒョンをブースに入れて私は外から指示をする。
さすが本職なだけあってスムーズに終わった。
むしろ、私の方が時間かかった。かたじけなし。
TH「これもヌナが一からつくったの？」
「うん、やっぱり作曲って難しいよね
しかもデュエットなんてやったことないからかなり試行錯誤した」
TH「でもその試行錯誤があってこんなに綺麗な曲が出来たんでしょ、すごいよ」
「ふふ、そう言ってくれると嬉しい」
テヒョンは私に水をくれた。
ちょうどほしいと思ってたところだったから少し驚きながら受けとればニコニコと微笑まれた。
彼は案外周りを見ている。
TH「この歌は青春がメインなわけじゃん」
「そうだね」
ドラマが学生時代の恋愛を描いていることもあって青春感が強い楽曲に仕上がった。
オルゴールのように聞きやすくするように心がけた。
TH「僕が言ったこと覚えてる？」
「…テヒョンが言ったこと？」
TH「僕がこれからたっくさんの青春をヌナにあげる
…そう約束したよね」
それは2人で音楽室に訪れたときのこと。
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シオン(プロフ) - ゆぅりさん» ゆぅりさん、コメントありがとうございます！周りの環境とか感情をとても意識して書いていたのでそういっていただけて嬉しいです！ありがとうございました！ (2021年12月31日 13時) (
レス) id: 4696da32c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅり(プロフ) - 完結(?)おめでとうございます！すごく面白くて、一気に読んでしまいました。ソユンちゃんの気持ちが切なくて、彼女にとっていい形になって良かったです…！テテと夢主だけじゃなくて、周りの気持ちとか過去とかがすごく深く魅力的で作者様天才か？と思いました！ (2021年12月31日 12時) (レス) @page40 id: 39bfe8c53b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シオン | 作成日時：2021年12月30日 1時
