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THside.
ここまで来るのに長い時間がかかった。
僕がヌナを意識し始めてからもうすぐ6年。
ホビヒョンの話が本当ならヌナが誰かに恋し始めたのと同時期だ。
きっと、僕は恋してるヌナを好きになったんだろうな。
その相手が僕だったら嬉しいけど、僕じゃなくても応援できる男に……
なれない！！！！！！！！！！
そんなカッコいいこと僕には無理！
だって僕じゃない男のとなりにいるヌナとか見てらんないよ。
結婚式に待った〜！って乗り込んじゃう。
ヌナにドレスを着せるのは僕なんだから。
急いでタクシーを呼んで急いで指定した公園まで向かう。
そこは人目につかないし、何より素敵なとこなんだよ。
初めて行った時にヌナと見たいなって思ったんだ。
タクシーから降りて走れば、ブランコをゆらゆらと漕いでるヌナがいた。
うん、綺麗。
ヌナの魅力がすごすぎて僕溺れちゃう。
TH「パク･Aさん」
わざとフルネームで呼べば大袈裟なほど肩を震わせたヌナ。
でも僕だと気付けばふにゃりと笑ってくれた。
「ペンの子に気付かれたかと、」
TH「いひひ、ごめんねヌナ！」
白いボアコートに身を包んだヌナ。
僕の顔のすぐ下にある緩く結ばれたお団子が可愛くて。
だて眼鏡から覗く上目遣いが息が出来ないくらいかわいい。
僕はそんなヌナの手を取って歩きだした。
ヌナは何〜？と不思議そうにしながら着いてきてくれた。
ヌナの手は少し冷たくなってた。
待たせ過ぎちゃったかな。
うん、僕が暖めてあげよう。
カイロ持ってるけどそれが一番いいよね。
遊歩道を抜けて少し開けたとこに来れば、ヌナが息を飲んだ。
TH「知ってた？
ここは知る人ぞ知る夜景スポットなんだよ」
ソウルのキラキラとした夜景を一望できるここ。
人目も気にならないし静かだし。
僕らみたいなのにはうってつけ。
昔、ジミナを連れてきたことがある。
アイツは泣いてたなぁ、。
とか思ってればデジャブかな。
あの時の親友みたいにボロボロ泣いてるヌナ。
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シオン(プロフ) - ゆぅりさん» ゆぅりさん、コメントありがとうございます！周りの環境とか感情をとても意識して書いていたのでそういっていただけて嬉しいです！ありがとうございました！ (2021年12月31日 13時) (
レス) id: 4696da32c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅり(プロフ) - 完結(?)おめでとうございます！すごく面白くて、一気に読んでしまいました。ソユンちゃんの気持ちが切なくて、彼女にとっていい形になって良かったです…！テテと夢主だけじゃなくて、周りの気持ちとか過去とかがすごく深く魅力的で作者様天才か？と思いました！ (2021年12月31日 12時) (レス) @page40 id: 39bfe8c53b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シオン | 作成日時：2021年12月30日 1時
