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masatoside


Aは今日、13時の便で飛ぶ。


俺らのステージは見られないけど全力でAに届くように演奏する。

みんなのステージをステージ袖でずっとみていた。

午前のみんなはAに気持ちを届けることが出来て満足そう。

八木は思いが高まって泣くほどだった。


飛行機の便が何時か知ってるのは俺だけらしくGEN、健太、は午後組なのにずっと緊張してた。


フォーリミのステージが終わりステージ袖に掃けてきたフォーリミ。


玄は俺に気づかず俯いたまますぐ控え室へと戻っていった。

メンバーみんなすぐ控え室へと向かっていってしまった。


フォーリミのセットが片付けられcoldrainのセットが準備される。


Sugi「緊張してる?」


「うん大事なフェスだし」


RxYxO「Aいんのかな?」


「もう飛行機で空飛んでる最中だよ」


そういうとメンバーみんな黙って顔を見合わせていた。


「まあ別に、Aには後からお願いしてある動画でもなんでも見せればいいだろ」


Sugi「まあ…そうだけど……」


「いくぞ」


喋ってたらもう時間がきて俺らはステージに出た。


出るとあのお節介女がすぐに目に入った。

「アイツきてんのかよ」

ぼそっとそう言って隣を見るといるはずのないAがいた。

そしてその横にハナ。


俺らはいつも通りに何も変わらないcoldrainで演奏をした。


「改めまして、coldrainでーす」


たくさんの歓声が上がる。

メンバーはみんな少し戸惑う。

俺がセトリ内の曲を飛ばしてMCに入ったから。


Sugi「masato?」

小さな声でそう言ってくるSugi


「この後、ラブソング二曲続けて歌うんですけど…俺、今のお嫁さんとは別にめっちゃずっと追いかけてた恋があって、それをなんか思い出して歌う曲と、もうひとつは今のお嫁さんのハナに向けて。これから死ぬまで一緒にいてほしいのはずっとハナだけです。」


Aのために作詞したMiss you


ハナのために作詞した8AMを歌った。

Miss youはファンを満遍なく見ながらAを想像して歌った。


8AMはハナの方だけをみて。


ハナは微笑みながら涙を拭いていた。

俺の隣にハナ以外の未来なんて想像できない。

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- セイヤさんすこ (2021年3月7日 21時) (レス) id: 3b6429b52f (このIDを非表示/違反報告)
ばな - もうほんとに素晴らしかったです...!!!何回でも読み直したいって思っちゃいました!!! (2020年9月6日 13時) (レス) id: dab9b2b7ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年2月20日 1時

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