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GENside
普段、ラブソングなんて書いたことないから何を書けばいいのかどんな風にしようか。
全くわかんなかったけどAのことを思って作詞をした。
作曲も出来てみんなで音を合わせる。
KOUHEI「恋してんの?」
こーへーがにやにやしながら俺にそう聞いてきた。
「まあ」
そんなこと言うとメンバー全員がニヤニヤしながら俺の顔を見る。
RYU-TA「当たって砕けろ!!」
「は?」
HIROKAZ「ん!」
ひろかずが恋みくじの大吉を俺に渡してきた。
呆れて笑えてきた。
「ありがとう」
フェスへの日にちがどんどん迫ってきた。
着信:渚
スタジオにこもって練習してた。
「もしもし」
渚「Aのこと、あんたら……本気なんだよね?」
「急になんだよ?」
渚「もし、まじで本気なら……フェスなんかやめな」
そう言って切られた電話。
他のみんなに連絡するとみんな同じ連絡が来たらしい。
その夜、みんなで集まった
「で、どーゆー意味だと思う?」
猪狩「詳しくは知らんけどまあ、あいつが言うってことはそーとーの理由があるやろ」
健太「大きな選択をする日だったとか?」
八木「たしかに!それありそう!」
masato「これのことか…」
まさとがボソッとそう言った。
「まさと?心当たりあんのか?」
まさとは頷いて携帯の画面を見せてきた。
そこには某大企業の社長のインタビューの一文だった。
日本に素晴らしいカメラマンがいてこっちでプロジェクトを手伝ってくれないかと交渉中だという
「これって……?」
山中「Aのことってことか……」
セイヤ「Aちゃんの夢を応援するなら…」
「フェスを諦める……」
健太「でも…」
急なこと過ぎてどうしたらいいのか分かんなかった。
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聡 - セイヤさんすこ (2021年3月7日 21時) (レス) id: 3b6429b52f (このIDを非表示/違反報告)
ばな - もうほんとに素晴らしかったです...!!!何回でも読み直したいって思っちゃいました!!! (2020年9月6日 13時) (レス) id: dab9b2b7ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み | 作成日時:2020年2月20日 1時