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Aside



渚「わ〜!!元気してた〜!?」


あっとゆう間に時は過ぎて日本に帰国した。

渚ちゃんが空港まで来てくれて私を思いっきり撫でた。


「ちょっと〜…やめてよ〜こんな空港のど真ん中で…」


渚「あ〜!可愛い可愛い!てか、Aいなくなってからあのバカ達大変だったんだからね!?」


渚ちゃんは私の荷物を背負ってそう言った。

私はキャリーを押しながら沢山話を聞いた。


渚「ほーんと、好きなら好きって言えよってね!どいつもこいつも!!」


「セイヤくんのこと?」


その名前を出したら急に顔が真っ赤になった渚ちゃん


渚「は、は!?何言ってんのよ!!…はあ……てゆーかあんたもあんたでどこまで鈍感なのか」


そう言って私よりはやく歩いて言った渚ちゃん


「ちょ、ちょっと待ってよ〜!」


渚ちゃんの車に乗ってそのままとりあえず渚ちゃんの家に着いた。

渚「A、明日のフェス行かないの?」


明日のフェスとは多分、玄くんたちの主催、YONFESのこと。


「あ〜、行くよ」


渚「やっぱり…?あ、え!?行くの!?」


「カメラマンとしてね」


渚「だからそんな見た目も変えてきてんの?」


頷くとお腹を抱えて大爆笑した渚ちゃん


渚「馬鹿なことやってるね〜、Aってバレちゃ嫌なの?」


「いや…なんか…どんな顔して会えばいいか…」


渚ちゃんは急に私にメイクと髪の毛のセットをしてくれた。


渚「明日、これやったげるから!最高潮に可愛いAAで行きな!!」


「なにそれ〜」


二人で笑いあった。

気づけばもう次の日になっていて渚ちゃんにメイクとヘアセットをしてもらった。


渚「よし!行ってこい!」


「うんっ!!」


笑顔で送り出してくれた。

外に出ると眩しい晴天で。
フェス日和。

天気まで私を応援してくれてるみたい。

手に握りしめたツタバウンランの写真。

会場について大きく深呼吸をした。



関係者受付から入ってカメラを構える。


まずはKEYTALK。


リハーサルの時は隠れていてバレなかったけど本番が始まってすぐ八木くんはカメラを顔から退けた私に気づいてスティックを落とした。



でも、それを周りの新しいメンバーたちが笑いに変えてサポートしていた。


たくさんいい写真が撮れた。

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- セイヤさんすこ (2021年3月7日 21時) (レス) id: 3b6429b52f (このIDを非表示/違反報告)
ばな - もうほんとに素晴らしかったです...!!!何回でも読み直したいって思っちゃいました!!! (2020年9月6日 13時) (レス) id: dab9b2b7ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年2月20日 1時

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