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健太side
俺らは間違ってた。
暗い部屋に玄と旦那さんの声だけが響いた。
旦那「さっき…離婚したんだ」
俯いたままそういった。
旦那「好き勝手やりすぎた……俺の浮気してるの見てあいつ涙流しながら笑ってた。お幸せになんて言われた。あいつの優しさに頼りすぎてた」
「Aちゃんが優しいからじゃない……あなたが……Aちゃんをそうさせた…」
俺はそう言って旦那に迫った。
旦那「なんなんだよ、お前ら」
「高校の同級生だよ、大事な友達をそんな泣かさないで欲しい」
旦那「もう俺には関係ねえんだよ、変な女と一緒に来て変な女と帰っていったよ、行ってやれば？高校の同級生なんだろ？大事な友達なんだろ？」
そう言った旦那の髪をまさとが掴んだ。
「まさと！？」
masato「お前…どんだけAが我慢してたかわかってんのか？」
旦那「わかってる」
masato「一生、Aの前に現れんな」
そう言って外へ出ていった。
俺ら4人も後を追って外へ出た。
GEN「あとは、Aか。セイヤ渚に電話かけろ」
セイヤが直ぐに電話をかけたけど出なかった。
「家とか知らないの？」
セイヤが首を傾げた。
セイヤ「んー、知らないなぁ。」
渚「よおー！バカ四人！！あ！金髪！」
聞き覚えのある声
大きく手を振って走ってきた渚ちゃん。
GEN「おい、Aは？」
渚「おい！金髪！！！」
masato「なんだよ」
渚ちゃんはまさとに近づいた。
渚「あんたんとこのチーフマネージャー？A尊敬してたらしいけど、そいつだからね？あのクソ旦那の浮気相手」
まさとは驚いた顔をした。
Aちゃんはそんなにその人を尊敬してたんだな…と思った。
「渚ちゃん？Aちゃんって今……」
渚「んー、もうすぐかなー？ん！あれあれ！！」
渚ちゃんは空を指さした。
そこには飛行機が飛び立っていた。
渚「2、3年くらい海外で男探すってさ〜」
「え！？」
俺がそう言うと渚ちゃんは微笑んだ。
渚「帰ってきたらこんな四人には叶わないくらいのイケメン連れてくるかもね〜」
八木「え！？困るんだけど！？」
本気で泣きそうな顔をする八木ちゃん
顔が真っ赤になって焦りがわかる玄
渚ちゃんをボケーッとみているセイヤ
masato「大丈夫だろ、あんな地味でうじうじした性格のやつ海外で相手になんかされねえよ」
まさとがそう言って安心した俺
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聡 - セイヤさんすこ (2021年3月7日 21時) (
レス) id: 3b6429b52f (このIDを非表示/違反報告)
ばな - もうほんとに素晴らしかったです...！！！何回でも読み直したいって思っちゃいました！！！ (2020年9月6日 13時) (レス) id: dab9b2b7ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み | 作成日時：2020年2月20日 1時
