レペゼン地球～解散します。～ (ページ8)

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レペゼン地球～解散します。～ページ8

私の夢みたいな物語はここまでだった。

それから私たち6人はそれぞれ離れ離れになった。

みんななにしてるかなんてなんにも知らない。

私は高校を卒業して専門学校を卒業して今は美容師として働いている。

社長も家を出ていってしまってから1回も会ってない。

どこでなにしてるのかな…

夏「この後飲みにいかない！？もー話聞いてほしすぎる！！！」

同期の夏芽。

いつも彼氏の愚痴を聞かされてる。

「うん、片付け終わったら行こっか」

私は微笑んでそう言った。

夏「でね！？私言ってやったの！仕事と私どっちが大事なの！？って！そしたらなんて言ったと思う！？同じくらい大事って言ったんだよ！？ねえAこれどう思う！？」

「え、あ、うーん……それはひ、酷いね」

ニコッと笑ってそういい心の奥の疑問やら怒りやら疲れやらため息やらをビールで飲み干す。

夏「Aありがとうねえ～～！」

夏芽はベロッベロに酔って散々さっきまで言ってた彼氏さんのお迎え。

彼「すいません、いつもいつも」

「あーいえいえ！お疲れ様です！」

私は微笑んでそう言って駅の方へと歩いた。

「あー、終電またないし…」

あの人と飲むと毎回と言っていいほど終電を逃す。

でもまだ飲み足りないし……

うん！もう一件！！

適当にそこらへんにいたキャッチの人にバーを紹介してもらった。

バーのドア開けカウンターの席に腰を下ろす。

バ「なににされます？」

感じのいいバーテンダーにそう聞かれた。

「んー、なんかオススメなやつで」

そう言うとニコッと笑ってさっそくお酒を作りだした。

？「ねえねえこのあと暇あー？」

ひま。

「ひまですよ」

そう言って振り向くと可愛い顔のお兄さん

？「はてにゃーんって呼んで？」

酔っ払いね…

バーテンダーのお兄さんが私にお酒を出した。

私はそれを一気に飲んでカウンターに1万円札を置いた。

「……いこっか」

私ははてにゃんというそのお兄さんの腰に手を回し店を出た。

は「本当に抱いても…？」

「抱いてくれないなら帰るし？」

ベロッベロな私はフラフラしながらもホテルに入った。