レペゼン地球～解散します。～ (ページ21)

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レペゼン地球～解散します。～ページ21

Aside

家に着いてご飯を作って食卓に並べる。

？「今日もうまそ！いただきます！」

「ねえ…結婚のことなんだけど…」

？「うまっ！ん？どーした？」

彼の手についている婚約指輪が光る。

「私……チバニャンとは結婚できない…」

そう。私の彼はチバニャン。

彼は曲を作ったりする仕事をしている。

チ「やっぱAなんかあった？」
チバニャンはすごく優しい。
だから胸が苦しくなる。

「ううんなにも、今日はもう寝るね、おやすみ」
私は寝室のベッドに寝転がった。

チバニャンのことは好きだけどそれ以上にレペゼン地球のメンバーのことが好きで

自分勝手なのはわかってるけどまた会いたいって思ってる。

チ「A……？なんかごめんね？明日の予定は大丈夫？」

明日なんか予定あったっけ…？
あ、そうだ、チバニャンと一緒に仕事してる人に会うんだった。

「うん、明日には治ってるから」

ぼーっとしてたら朝になってた。
服を着替えてメイクしてチバニャンと一緒に家を出る。

チ「ここ！」

着いた場所は…事務所だった

チ「どした？A？」

「あ、え？な、なんもないよ！」

私は車から降り事務所へと入った。

銀「あ！きた！社長！きたと！」
銀太のその声がした。
やばい……どうしよう…

社「チバニャン遅いと！」

ふ「どれや！自慢の美人彼女は！」

どうしようどうしよう……
頭が真っ白なままチバニャンについて歩く。

「は、はじめまして…」

俯いてそう言う。

脇「……A…？」

チ「ん？脇なんで名前知っとんの？」

チバニャンがそう言い苦笑い

「あ、え、えっと、こ、この前美容院来てくださって……」

チ「あ！そゆこと！」

みんなは目を真ん丸にして私を見つめてた。
そりゃ、そうだよ…

社長side

銀太が事務所の前でAをみたって言っとったけど絶対見間違えっちゃん。

俺は信じとらんかった

チバニャンの彼女が来るけん事務所をちょっと片付けて待った。

そこに来たのはAやった。

なんでよりによってチバニャンと…？
俺らは複雑な気持ちでいっぱいやった。
脇が思わずAって呼んどったけどAは美容院に来てくれた客とかテキトーなこといっとった。

そんな俺らって隠したい存在なんや
俺なんか一応兄妹なはずなんやけど…