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綺麗な美術館の中。


背中に大きな傷を2つ付けたテヒョンは泣いている。


その姿が余りにも悲しく見えた私は、思わず目と瞑る。


テヒョンの泣き声が聞こえなくなって目を開けるとそこにはドアに繋がれた黒い目隠しをされ、何かを探している様にもがく私。


その私は、急に床に膝をつき、目隠しを外す。


すると、目の下には、何か緑色の液体が滴った様な跡があった。







『ん?此処どこ?』


ガチャ


TH「あっ、サラ!僕が起こさなくても起きれたんだね!」


『ねぇ、此処どこ?』


TH「何言ってるの?此処は僕達の家でしょ?」


『ああ。テヒョナの家か。』


〜THside〜


『ああ。テヒョナの家か。』


"テヒョナ"?


サラは何言ってるの?


それは昔の呼び名でしょ?


サラは、ベッドから起き上がり、壁に掛かった布を被せてある額縁の方へ歩いて行く。


『テヒョナ、この布取ってもいい?』


何言ってるの?ねぇ、サラ?


TH「待って!サラ!それはだm


バサッ


布の落ちる音がする


そうだ。サラは何にでも興味を持って返事をする前に何でもしちゃう、好き勝手な子だったよね。


それで、結局は自分が傷ついちゃうんだ。


だから、僕が助けてあげたのに。


『え?わ、私、人を...』


そこには、ゴチャゴチャしたよく分からない絵。


でも、それはサラには違う様に見えるんだ。


自分がどれだけの事をしたかとか。


それをしたきっかけとか。


それを見ちゃうとまるで自分で自分を殺 したくなる様な、そんな気持ちで胸がいっぱいになるんだよ。


僕も、そうだったんだ。


僕が、1番最初の"生贄"にされた"悪魔"なんだよ。


君も僕みたいな悪魔になっちゃうんだ。


そんな事を考えていいる今でもサラ、いや、次の悪魔は泣いている。


『テヒョナっ私を殺 してっ。』


TH「今、楽にしてあげるから。だから、サラは次の子に優しくするんだよ?」


『うんっ』


君が僕にキスをすると僕は君の背中に2つ大きな傷を付けた。


僕があの時、してもらったのと同じ様に。


君の顔にヒビが入る。


次の子に優しくね。


僕みたいに乱暴にしちゃダメだよ。









グシャ ベチャ グジョ



「ふふっ」


『ふふっ』


『よかったね。ジミナ。』

ー楽にしてあげる ENDー

ゲーム〜JM〜→←*



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Qz.(プロフ) - ベルさん» いえいえ(о´∀`о) お話楽しみにしてるね♪ (2017年11月20日 5時) (レス) id: 9e84881ad1 (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 夢主がもういっそ俺がいないとやってけない様に...って感じで夢主をナイフで切る...みたいな!?ああー浮かんで来たよ!オンニ!ありがとう! (2017年11月19日 22時) (レス) id: 84f2767507 (このIDを非表示/違反報告)
Qz.(プロフ) - うーんと… 夢主さん監 禁は書いてるし… バッドエンドなら夢主さんをナイフで… 的な感じでもいけるかも…← (2017年11月19日 22時) (レス) id: 9e84881ad1 (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - Qz.さん» オンニ!ありがとう*^^*オチはどんな感じにしよう... (2017年11月19日 22時) (レス) id: 84f2767507 (このIDを非表示/違反報告)
Qz.(プロフ) - ここはシンプルに!! 夢主さんに男友達が多くて嫉妬に狂う… 的な…←そのまんまですいません(笑) (2017年11月19日 20時) (レス) id: 9e84881ad1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ベル | 作成日時:2017年11月12日 2時

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