私のＥＮＤ 〜BTS〜

君の全ては俺だけのモノ〜SG〜 ページ19

私は、男友達が多い。



それには理由があって...



私が中学校の頃。


私は、地味でもなく、特別美人とか可愛いとかでもなく、ただただ、普通の女の子。


なのに私は、いじめられていた。



私には、2つ年上のユンギオッパがいる。



ユンギオッパは、普通の人より顔が良い。



そこまでは良いんだ。



ユンギオッパは基本塩。



でも、兄妹だからなのか、私にはすごく優しい。



そう、すごく。



だから、女の子は嫉妬からか、私を毎日いじめて、しまいにはこう言う。



「あんたなんかにユンギ先輩は勿体無い。」



別に彼氏とかそういうのじゃないし、兄妹なんだから。そう思ってた。



でもある日、私は体育倉庫に呼び出され、またか。と軽い気持ちで行くと、いつもより女子の人数が多かった。



そこで、私は危険を感じて逃げようと思った。



でも、大人数の女子に捕まって、床に動けない様に手足を掴まれた。



それからの事はあまり覚えていない。



目を覚ました時、内もも、背中、腰に鋭い痛みが走った。



痛みが走った全ての場所を触った手についたのは、血。



それから、女の子が怖くなって女の子を避けている。



あの時の傷は、今も痛々しく残っている。



その傷を見れば、あの時の痛みを思い出すし、女の子に話しかけられれば、あの時の言葉、声、笑い声全てを思い出す。



その事があってユンギオッパもいつも気にかけてくれるし、私があまり人と関わらなくて良い様にサポートもしてくれる。



でも、この時私はまだ知らなかった。



これが、サポートなんかじゃない事。

＊→←決まりました！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す