私のＥＮＤ 〜BTS〜

ありがとう〜JK〜 ページ1

私はクラスからいじめを受けている。


理由は、私に日本人の血が流れているから。


私は日韓ハーフで母が日本人。


でも父に殺 され、私は家を出て一人暮らし。


学校では、いじめを受けているが、嫌いではない。


それは、


JK「待て〜！」


唯一親友で、私が想いを寄せているジョングクが居るから。


ジョングクは、私をいじめない。


むしろ仲良くしてもらっている。


『鬼ごっこの途中に捕まりに行く馬鹿がどこにいるのよ〜！』


高校にも関わらず校舎内で鬼ごっこをしている私達。


捕まりたく無い。


そう思っても、ジョングクは足が速いからどんどん距離を縮めて来る。


最後の手だ！


体育館の方へ走り、倉庫に隠れる。


JK「サラ〜！どこだ〜！」


急いで隠れたため、姿勢がキツくて静かに体制を整えようとすると、


ガタンッ


近くにあった卓球台に足をぶつけてしまった。


JK「サラ、みーっけ！ってコラ〜待て〜！」


すぐさま立ち上がり、走るが、さっきぶつけた足が痛んで体育館のど真ん中で転ぶ。


ジョングクがだんだん近ずいてきて


JK「ふふっ、サラタッチ！」


そういいながら、ジョングクが隣で寝転んで、


JK「体育館なのに、ツバメが巣作ってる！」


『ほんとだ。』


それから何分かそこで寝転んでいると、


初めて、いじめで暴力を使われた時を思い出した。


"この真っ赤ぁ〜な血の中に日本人の血が入ってんの？"


"きゃぁ〜きったなぁ〜い"


"ホント日本人なんて、いらないよねぇ〜"


"でもさぁ、この血が一滴も無くなったらぁ〜良く扱われるんじゃない？死人として"


"キャハハッ何それおもしろーい"


『ねぇ、グク。私を殺 して。』


気付いたらそんな事を口走っていた。


JK「いいよ。」


グクはそう答えると、まるで私がこの言葉を言う事を分かってたかのようにポケットからナイフを取り出す。


『タイミングがいいね。そのナイフ、いつも持ってるの？』


JK「ううん。たまたまだよ。」


『何で持ってるの？』


JK「サラは知らない方がいい。いや知らなくていいんだよ。」


そういいながら、グクは馬乗りになってくる。


『なんか、ワクワクするね。』


JK「そうなの？じゃぁ僕もサラを殺 した後にワクワクする事になるね。」


『何で？』


JK「それも秘密。また後で教えるよ。」


『でもグクが言う"後"無いよ？私死んじゃうんだから。グク、意外と頭悪いんだね。』


JK「そうだね。僕は馬鹿だよ。」

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