14話 ページ16
次の日
万里くんにお礼を言うために私たちはMANKAI寮に来ていた
い「もうちょっとで帰ってくると思うからここで待っててね」
『はい。わざわざすみません』
い「そんな気にしないで！」
万里くんは劇団員の人と出かけてしまったらしく、帰ってくるまで待たせてもらっていた
一「俺三好一成！セッツァーとはどんなご関係？」
『セッツァー？』
一「万里くんのこと！君彼女さん？」
『いえ！ただの友達です！』
一「なんだ〜じゃぁ、俺が貰っちゃおうかな」
『えっ！』
悠「誰だかしらねぇけどよ！姉ちゃんに触んじゃねぇ！」
一「うそうそ！冗談だって〜！」
真「今のは一成が悪い」
一「ごめんて〜」
悠「ん？あぁ、あんたどっかで見たことあると思ったら碓氷先輩か」
『知り合い？』
悠「いや、話したことは無いけど女子たちがうるせぇからな」
『そうなんだぁ』
真「俺はお前のこと知らない」
悠「そりゃそうだろうな」
臣「お茶とクッキーどうぞ」
『ありがとうございます！』
待っている間色んな人とお話をして時間はあっとゆう間にすぎた
万「ただいま」
幸「ただいま」
い「幸くん万里くんおかえり。万里くんお客さん来てるよ」
万「客？」
『万里くんおかえり〜』
悠「…」
万「なんでいんの？」
『昨日のお礼したくて。おかげで仲直り出来ました！ありがとう！』
万「ほんとだぜ、巻きこみやがってよぉ」
『ごめんね』
悠「…」
『ほら悠も！』
悠「いきなり掴みかかったりして悪かったな。…ありがとう」
万「おう！」
悠「言っとくけどお前と姉ちゃんがこれからも会うことはまだ許してねぇからな。勘違いすんなよ」
万「それは出来ねぇな。気の合う高校からの友達だからな」
そう言い万里くんは私の腕を引き、自分の隣にこさせてから私の頭を撫でる
悠「なッ！」
『えっ？』
悠「姉ちゃんに触るな！」
万「なんでだよ、友達だからいいだろ」
幸「うるさ」
一「やっぱりセッツァーあの子のことがねぇ」
臣「2人とも、姫宮さんが困ってるだろ」
『…』
私はしばらく思考停止してしまった
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作者名：あきたん | 作成日時：2020年1月24日 1時
