Secret Girl ~Sho~

Letter ページ25

平野紫耀様へ




この手紙を読んでくださってるということは

私たちの過去を知ろうとしてくれたんですよね？



私も覚悟を決めて全てを話します。



紫耀くん、初めに、大好きでした。



眩しい笑顔が私の心の支えで

いつも元気を貰っていました。



私たちが出会ったのは

私が8歳で紫耀くんが9歳のとき。



名古屋の病院で出会いました。



紫耀くんは足を骨折していて

私は病気で入院し始めたんです。



そして私たちはだんだん

惹かれ合っていきました。



覚えてないと思うけど

私たち、付き合ってたんだよ？笑



私の体が弱くて恋人っぽいことは

何もできなかったけど。



紫耀くんはずっと私の傍にいてくれました。



私を笑顔にしてくれました。



でもそんなある日

紫耀くんは事故に遭いました。



大怪我はしなかったけど

頭を強く打ったそうです。



そのせいで、紫耀くんの記憶から

私の記憶だけがなくなってしまいました。



私も中学2年生と言えど、まだ子供で

紫耀くんに忘れられたことがショックで

誰にも言えませんでした。



だから紫耀くんが私のことだけを

忘れていることは、私以外の人間には

気づかれもしなかったんです。



そのまま紫耀くんは関西ジャニーズJr.になって

どんどん活躍していきました。



私の故郷も大阪だったので

病気が治って大阪に帰った時に、

友達が関西ジャニーズJr.のLIVEに

連れて行ってくれたのがきっかけで

紫耀くんを改めて知りました。



紫耀くんは私のことなんて忘れたまま

キラキラした笑顔で

ファンを幸せにしていました。



すごいね、紫耀くん。



今ではジャニーズJr.を引っ張る存在。



あんなに骨折ばかりしていた

ヤンチャな紫耀くんもいいけど

今の紫耀くんはもっと素敵です。



もう私は紫耀くんを応援できないけど

これからも持ち前の天然さで

突っ走ってください。









今まで本当にありがとう

辛くても笑顔にしてくれる紫耀くんは

かけがえのない人だったよ



会うことはできないけど

いつまでも

ニコニコで

キラキラな笑顔を

天高く輝やかせていってね。









AAより

2018.2.3→←2018.1.17

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