Secret Girl ~Sho~

2017.12.30 ページ19

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Aちゃんと連絡が途絶えてから2ヶ月と少し。




紫耀は相変わらずAちゃんを覚えてへんくて

でも毎日Aちゃんのことしか考えてない。




何か進展があったわけでもなさそうやし。






紫耀「廉、あの子の何を知ってるの？」






2人での食事中

いきなりそんなことを聞いてきた。




何を、って…全て。




俺は全てを知ってる。






廉「どうしたん急に」




紫耀「もう隠さなくていいよ。

あの子と接点あるんでしょ？

最近の廉、ちょっと変だし」




廉「いや、まぁ……」




紫耀「隠し事はなしだよ」




廉「わかってる、でもこれは…

話すときが来たら話したい。

今はまだ待っててほしい」




紫耀「……」




廉「あの子のためにも、紫耀のためにも」




紫耀「……わかった。待ってる」




廉「うん、ありがとう」






それから紫耀は

Aちゃんの話をしなくなった。




もしかしたら、俺がきっかけを作ってやらんと

いつまでもAちゃんに

追いつかへんまま生涯を終えるかもしれん。




やっぱり俺が話さなアカン。




Aちゃんという存在を。

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