2017.10.15 ページ16
･
廉「お邪魔します」
家に、永瀬廉がいる。
入れたのは私だけど。
さっきまでキラキラスマイルで
関西弁をかましていた永瀬廉がいる。
廉「やっぱり綺麗にしてるんや」
廉くんは私の部屋を見るなり、そう呟いた。
やっぱりって何よ、やっぱりって。
『適当に座ってて。お茶いれてくる』
廉「ありがとう」
廉くんとは結構会っていて
いつも相談にのったりのられたりしている仲。
こんなの週刊誌にでも撮られたら、って
私は言うけど、廉くんは大丈夫と言い張る。
それでこんなに遠慮なく家に入れたのだ。
廉くんはアイドルというより
好きな人の友達という目で見てきた。
『それで、どうしたの？』
お茶を廉くんの前に置いた。
廉「Aちゃん
紫耀に頭ポンポンされたんやって？」
『え、あ、うん』
廉「どう思った？」
『どうって……』
どう思ったのか。
嬉しいって思った。
幸せだった。
でも、、
『少し寂しいなって思った』
廉「寂しい…？」
『私ね、留学するの』
廉「え…？」
『だから、今日が最後だった。
紫耀くんとも海ちゃんとも……
もう会えないんだよね。
廉くんともこれから連絡をとることは
絶対にないって思ってたんだけど…』
今までの人生、ずっと紫耀くんだけを
見て生きてきた。
でも私はこのままずっと
紫耀くんにすがりついたままの人生を
送るわけにはいかない。
お別れするときが来たんだ。
時々、キスをした時の感覚を思い出す。
その度に涙が溢れるんだ。
今もそう。
紫耀くんを想って
廉くんの前で泣いてしまう。
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kahon - 良いですよね＾＾ (2019年4月30日 23時) (
レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)
かすたーど(プロフ) - kahonさん» 再びコメント嬉しいです！私はきしれんが好きです♪ (2019年4月30日 2時) (レス) id: 3719d2f160 (このIDを非表示/違反報告)
kahon - キンプリ、みんな色んな個性があってとても面白いですよね＾＾なんかお姉ちゃんが教えてくれるんですよ。作者さんは、どのコンビが好きなんですか？しょうれんとかいいですよね＾＾ (2019年4月29日 16時) (レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)
kahon - こちらこそ、こんな最高の作品にそして、作者さんに出会えて良かったです。これからも期待してます＾＾ (2019年4月29日 16時) (レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)
かすたーど(プロフ) - kahonさん» 最高級に嬉しいです！！そう言ってくださる方に出会えてよかったです（≧∇≦） (2019年4月29日 15時) (レス) id: 3719d2f160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かすたーど | 作成日時：2019年3月4日 23時
