第282話 ページ37
宗 ｢この学校には女子がきみと小娘しかいないのだよ｣
『は、はい……』
確かにこの学校は男子校だし、男だらけなのは仕方ないのだろう
宗 ｢だからこそ、きみに呼んで欲しいのだよ｣
『私じゃなくてももう一人のプロデューサーちゃんに呼んでもらってはどうですか？』
そうだ、私じゃなくてプロデューサーちゃんがいるはずだ
宗 ｢小娘は別にいいのだよ｣
なんでだよ、なら私も別にいいじゃん
『なら私も(ダメだ)……なぜだ』
宗 ｢僕はきみに呼んで欲しいんだ｣
そう言って私に近づいてくる斎宮先輩
そしてダメかいと言いながら私の両手を握った
……先輩、手を握るのが好きだな
なんでそこまでして呼ばせたいのか分からないけど
兄さんって呼んでる後輩がいるおかげで私も呼ばなきゃいけないということが分かった
『分かりました』
私はそう言って握られた手をぎゅっと握り返した
みか ｢Aちゃん｣
私はみかに名前を呼ばれ手を振った
『それでは失礼します、宗お兄様』
私はお辞儀をして教室から出た
その際に顔を真っ赤になっている先輩が見えたのは気の所為だと思う
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明桜(プロフ) - 遊ちゃん_SKZさん» コメントありがとうございます！これからも頑張っていくので、よろしくお願いします！ (2023年3月25日 19時) (
レス) @page29 id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
遊ちゃん_SKZ(プロフ) - むっちゃ面白くて、ぶっ通しで読んじゃいました😭😂夢主ちゃんの過去がこれから明かされていくのとても楽しみです！応援してます~！！♡ (2023年3月4日 10時) (レス) id: fe8355afed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2023年2月19日 14時
