検索窓
今日:20 hit、昨日:48 hit、合計:51,649 hit

第226話 ページ30

零 「我輩、少し疲れてのぅ。動けんのじゃ」

そう言って私に凭れかかってくる零

疲れたって、私のせいかな……

晃牙 「疲れた?」

不思議そうに晃牙は零を見る

『なら、私が買ってくるよ。私のせいで疲れたんだし』

そう言って立ち上がろうとしたら手を引っ張られた

そして私は零の隣に座るようになってしまう

零 「Aは行かなくていい」

『なんで?』

零 「Aは俺の傍にいればいいんだよ」

そう言って片手で私の肩を引き寄せる零

晃牙 「はぁ……分かったよ、行ってくる」

そんな様子を見てため息をつく晃牙

『いいの?』

晃牙 「あぁ、その様子だと多分離れねーだろ」

晃牙はそう言ってドアを開けた

零 「わんこ、我輩トマトジュースがいいのう」

晃牙 「分かってるよ」

そう言ってちらりと私を見てきた晃牙
私はそんな晃牙に首を振った

零 「ちなみに今から5分以内じゃぞ」

晃牙 「はぁ?早く言えよ!」

零が笑顔で言った瞬間、晃牙は慌てた顔で教室から出ていった

第227話→←第225話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
186人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1  
作成日時:2023年1月28日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。