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第226話 ページ30
零 「我輩、少し疲れてのぅ。動けんのじゃ」
そう言って私に凭れかかってくる零
疲れたって、私のせいかな……
晃牙 「疲れた?」
不思議そうに晃牙は零を見る
『なら、私が買ってくるよ。私のせいで疲れたんだし』
そう言って立ち上がろうとしたら手を引っ張られた
そして私は零の隣に座るようになってしまう
零 「Aは行かなくていい」
『なんで?』
零 「Aは俺の傍にいればいいんだよ」
そう言って片手で私の肩を引き寄せる零
晃牙 「はぁ……分かったよ、行ってくる」
そんな様子を見てため息をつく晃牙
『いいの?』
晃牙 「あぁ、その様子だと多分離れねーだろ」
晃牙はそう言ってドアを開けた
零 「わんこ、我輩トマトジュースがいいのう」
晃牙 「分かってるよ」
そう言ってちらりと私を見てきた晃牙
私はそんな晃牙に首を振った
零 「ちなみに今から5分以内じゃぞ」
晃牙 「はぁ?早く言えよ!」
零が笑顔で言った瞬間、晃牙は慌てた顔で教室から出ていった
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2023年1月28日 11時