【あんスタ】あの日常が戻ってきた瞬間に来てしまった女の子5 (ページ24)

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第220話ページ24

零｢痛っ！痛いぞ、A！やめんか！｣

『痛いもなにもあんたが悪いんでしょ！この変態吸血鬼！』

零｢2回も言うなんて酷いぞ！｣

『酷くない』

零｢もっと年寄りを大切にしてほしいんじゃけど｣

『私と同い年でしょうが』

何言ってんだかと思いながら、いまだに殴っていると

零｢だから……痛いって言ってんだろ｣

急に手首を捕まれて、視界が反転した

私の視界には眉を寄せている零と天井が見えた

なぜ、天井？

顔の横には零に手を押し付けられてた

『零………？』

零｢…………｣

私は不思議に思い零の名前を呼ぶと彼はずっと黙ったままになってしまった
零はやたら綺麗な顔をしているので、見られて居ると恥ずかしいだけどな……

そう思っていると零が私の目元を撫でてきた

零｢赤くなってる｣

『……そっか』

じゃあ冷やさなきゃねと言うと零は眉を下げる

なんで零がそんな顔をするの？
零はなにも悪くないのに

零｢なにがあった？｣

『その質問、何回目かな……？』

零｢俺が聞いてるんだ、誤魔化すな｣

そう言って私を起き上がらせる