【あんスタ】あの日常が戻ってきた瞬間に来てしまった女の子5 (ページ13)

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第209話ページ13

『凛月、ありがとう』

凛月｢いえいえ｣

泉｢それで、あんた｣

私が凛月にお礼を言っているとまた瀬名先輩に呼ばれる

てか私、あんたって名前じゃないんだけど

私はそう思って、フンと瀬名先輩から顔を背けた

泉｢なっ！｣

凛月｢セッちゃん、この子はあんたって名前じゃないんだけど？｣

千秋｢そうだぞ、瀬名！きちんと名前を呼んでやらなくては！｣

凛月｢そうそう、この子にはちゃんとAっていう可愛い名前があるんだから｣

ね〜、Aと言って頭を撫でてくる凛月

泉｢…………｣

いや、別にそんなに嫌なら呼んでくれなくても結構ですけど

私も呼ばないだけだし

泉｢…………A｣

『……なんですか』

瀬名先輩はしぶしぶといった感じで名前を呼んできた
私も呼ばれたので仕方なく返事をした

泉｢もしかしてAは、誰かのファンだったりするわけ？｣

『はぁ？』

何言ってるのこの人
ファン？誰が？誰の？
変なことを言わないでほしいんだけど