第234話 ページ38
零 「大丈夫だ。俺のいるUNDEADはAを傷つけるようなことはしねぇよ」
『……うん』
分かってる、分かってるんだけど
晃牙 「A、なんかされたのか?」
晃牙が零の言葉に顔を顰める
『それは……』
零 「俺がいたから、もう大丈夫だ」
晃牙 「……朔間先輩が」
零 「あぁ」
『ありがとうね』
お礼を言うと当たり前だと零が言った
零 「それで……いいか?」
『…………』
晃牙 「…………」
私は零に聞かれ考えた
明日か……
特に、用という用はないけれど
『月曜日でもいいかな?』
晃牙 「まぢか!」
零 「あぁ、もちろん!」
嬉しそうにする晃牙といつでもいいと笑顔で言う零に私まで嬉しくなってしまう
『良かった、ならそうするね』
零 「悪いな、A」
『ううん、大丈夫』
私がそう言うと零はまたよしよしと言って、頭を撫でてくる
『じゃあ、私帰るね』
晃牙 「もう帰るのか?」
私が帰るとそう言ってくる晃牙
『うん』
零 「まだ明るいっていっても、5時だからな」
そう言って零は窓を見る
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2023年1月28日 11時