288華 ページ45
ふわっ
坂田 「ん?」
『ちょ、ちょっと』
確かに、さかたが近すぎる
センラ 「こっちにこい、さかた」
そう言ってセンラがさかたの首根っこを掴む
坂田 「なんするん、センラ!」
センラ 「近いって言っとるやろ!Aちゃんが困っとる」
そう言ってビシッと私の方を指さす
うん、センラさん
人に指をさすのはいけないと思うな
確かに困ってはいたけどね
坂田 「えーー」
『あは、は……』
坂田は不貞腐れたようにぷくっと頬を膨らませる
坂田 「それより、Aさー」
『なに?』
坂田 「なんか香水つけてる?」
センラ 「っ!!」
『うん、つけてるけど……』
なんで分かったんだろう?
坂田 「前とは違う匂いがするなと思って」
『よく気づいたね』
坂田 「すごいやろ」
ニコッと笑うさかたに私も釣られて笑う
そんななか、センラはずっと黙っている
センラ 「…………」
どうしたんだろう
坂田 「それってさ、もしかしてなんかのお花?」
『そうだね』
さっきから凄いな、さかた
ピンポイントで当ててくるんだけども
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明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます!これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします! (2022年10月2日 11時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - わわわ、更新嬉しいです!続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2022年9月18日 16時