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266華 ページ23
そして、僕は水葉様のお許しを得て、やっと隣に座ることができた
僕の顔を見た水葉様は、また悲しそうな顔を見せてきた
やっぱり、泣くんじゃなかった
だって、君に悲しい顔をさせてばかりやから
でも君に嫌われたら、僕はおしまいだと思っている
そんなの嫌や
僕が思っていると、水葉様は嬉しいと言ってきた
嬉しい？なにがや？
僕が不思議に思っていると、急に頭を撫でてきた君
僕が吃驚した顔を見せると、嫌かと水葉様は聞いてきた
嫌なわけない！
確かに、他のお客様に何回か撫でられてもう慣れてしまっていた
だから嫌という感情、いや最初から嬉しいとかそういうのが無かったんや
ただされるがまま、嬉しそうにしなければならなかったから
だけど、君は違う
君に頭を撫でてもらうと、もっと撫でて欲しいという欲が出てきてしまう
だけどそのことを伝える前に、水葉様は頭を撫でるのをやめてしまった
嫌じゃないって言ったのに、なんでやめるんやと思った
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明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします！ (2022年10月2日 11時) (
レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - わわわ、更新嬉しいです！続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2022年9月18日 16時
