265華 ページ22
僕は1度深呼吸をした
そして本当のこと、水葉様の顔を見たと言うことを伝えた
すると水葉様は少しだけ残念そうな顔を見せた
あーー、やっぱり言わんかったらよかった
僕はそう思いながら顔を隠す
水葉様は顔を見せてと言ってきた
けど、僕は頭を振って見せれないと示した
だって見せれるわけないやん、あんな顔した水葉様にどんな顔していいか分からん
怒ってないとも言ってきたが、それでも顔を見せることはできひんかった
だってさっきの顔を見たところ、心の中では見たことに怒っているに決まっているから
それでもし、見たことを気に触って僕を嫌いになってしまったら……
水葉様に……君に嫌われたなんて思いたくない
な、いけど……
そうなってしまったら、ぼくは……
情けないことにまた涙がでてきた
僕は何回泣いたら気が済むんだろう、これではまた君に迷惑がかかるだけなのに
そして水葉様は、泣いてる僕に顔が見たいと言ってきた
ちらりと水葉様を見ると優しい顔でおいでと言ってくれた
声も怒っていない、優しい声色だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 96人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします！ (2022年10月2日 11時) (
レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - わわわ、更新嬉しいです！続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2022年9月18日 16時
