256華 ページ13
黄玉 ｢水葉様？｣
固まっている私の名前を不安げに呼んできた黄玉花魁
『あ、えっと……なに？』
黄玉 ｢だから、わっちはどんな顔と……｣
そう言っていた黄玉花魁は、吃驚した顔で私を見る
なに？も、もしかして顔見えてる！？
私は思わずキャップを深くかぶる
『あ、あのさ……』
黄玉 ｢あい？｣
『僕、あんまりこういうことに慣れてないから、その退いてくれないかな？』
黄玉 ｢っ！！｣
私、花魁として働いているとはいえ、そういったことに関してはまったく免疫がなくて！！
だって私はお触りなしの見るだけの花魁だもん！！
まぁ、話したりはするけど……
黄玉 ｢ふふっ｣
『黄玉様？』
私が考えていると黄玉花魁が笑いだした
黄玉 ｢そんなこと言われて、退くわけにはいきまへんなぁ｣
そう言った黄玉花魁は、見たことのないほどとても楽しそうだった
黄玉 ｢つまりは、水葉様はこういうことが初めてということでありんすね？｣
そう言って私の手を握ってきた
『っ！！』
私の今の顔はきっと真っ赤になっているだろう
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明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします！ (2022年10月2日 11時) (
レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - わわわ、更新嬉しいです！続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2022年9月18日 16時
