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254華 ページ11
え、嘘！？
こんな高そうな物捨てようとしてたの！？
捨てちゃダメでしょ！！もったいない！！
『そんな、捨てちゃダメだよ！』
黄玉 ｢っ！！｣
私はそう言って黄玉花魁の手を握る
花魁は吃驚した様子で私を見る
黄玉 ｢な、ならこの香水つけてくれますか？｣
そう言って香水の蓋をのける花魁
『うん』
黄玉花魁は手を私に差し出してきた
ん？
『僕、自分で付けれるよ？』
黄玉 ｢わっちが付けたいんです｣
そう言って差し出してくる手に、私も手を差し出した
そして、黄玉花魁は私の手首にシュッシュと2プッシュほど吹きかけた
それと同時に百合の花の匂いがしてきた
『いい匂い』
黄玉 ｢ふふっ、そうでありんしょ？
この香水は、そこまでキツくない匂いでありんすから｣
蓋を閉めながら言う黄玉花魁
『そうなんだ』
黄玉 ｢あい、なので日常生活……毎日付けてくれると嬉しいでありんす｣
『……分かった』
黄玉 ｢え？｣
私が分かったと言うと不思議そうに見てくる花魁
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明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます！これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします！ (2022年10月2日 11時) (
レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - わわわ、更新嬉しいです！続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明桜 | 作者ホームページ：nhatev-hdfs miri1
作成日時：2022年9月18日 16時
