246華 ページ3
実久里 「そうだとしても、既に使われている花はダメだよ」
お前も分かってるだろうとお姉ちゃんに言う実久里様に、頬を膨らませるお姉ちゃん
零華 「……そうですけど」
『じゃあ百合はもう誰かの名前に入ってること?』
零華 「いや、入ってるわけじゃないんだけど……」
実久里 「A」
歯切れ悪く言うお姉ちゃんを不思議に思っていると実久里様に名前を呼ばれた
『はい』
実久里 「百合以外に使ってはいけない花があと3つあるんだよ」
『3つもですか?』
実久里 「そうさ、1つ目は菊、2つ目は薔薇、3つ目は桜、そして4つ目に百合」
「この4つの花は使っては絶対ダメなんだよ」
『もう既に使われてるってことなんですね』
私がそう言うと頷く実久里様
私が思っていた桜と薔薇は既にダメだったということか……
まぁ、使うわけじゃなかったからいいんだけどね
『それ以外ならいいってことですよね?』
実久里 「もちろん」
そう言って笑顔で私の頭を撫でる実久里様
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明桜(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます!これからもゆっくり更新していくので、よろしくお願いします! (2022年10月2日 11時) (レス) id: b4587a2f8b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - わわわ、更新嬉しいです!続き楽しみにしています!!! (2022年10月2日 11時) (レス) id: ede5190494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明桜 | 作者ホームページ:nhatev-hdfs miri1
作成日時:2022年9月18日 16時