私は非･攻略対象と結ばれたい！【実況者】

えっ♡もしかしてストーカーの方ですかぁ♡ ページ47

*




ﾁﾗｯ



人の気配



『ふむ…』



後ろを向いても誰もいない……

いや、絶対いるね。


私についてくる足音と、
私が振り返ると咄嗟に電柱に隠れた人影。




『誰かいるなら、一緒に帰ろ〜？』


「本当か？！」


げ、この声…


『生徒会様…』


gr「名前で呼ぶんだゾ！勿論呼び捨てでな！」


『グルッぺン会長』


gr「会長命令だ！グルッぺンだけでいい！」


この人強引すぎだろ。
いつか無理やり私生徒会に入れられんぞ、これ。


『グルッぺンはどうしてここに？』


gr「…」


『まだ授業、ありますよね？
生徒会の仕事はどこに飛んでいったのですか？』


gr「…」


コイツ、抜け出してきたな？
会長ってそんなこともしていいの？

生徒会長…なろうかな( ˙-˙ )



『トントン様が精神的に死んでもいいのですか…』


gr「良くないな！その為にも、Aには生徒会に入っt」


『殴られたいんですか？』


gr「ムムム…」



ポツ…



『？』



雨？



そんな時、
いきなりバケツをひっくり返したように
ザバザバと雨が降ってきた。


あるよね、バケツの水が振ってくるやつ。
サマーランドに。



『ってそんなこと考えてる場合じゃねぇ！』


gr「もっきゅもっきゅ」


笹食ってる場合じゃねぇ！

いや言わすな！
もっきゅもっきゅってなんだよほんとに食ってんの笹か？



てか、まだ遠いんだけど家。

折り畳み傘も持ってへんし…



はいオワタ☆


また風邪ひくやん俺。

何その風邪の流行。やめて。



gr「俺の家、来るか？」


『ゑ』


gr「すぐそこだし。な？！いいだろう？！」



犬か。

なんだそのキラキラした目。


『ま、雨宿り程度なら…』


gr「ほら行くゾ！」



腕を引っ張られながら雨の中バシャバシャと走る。

なんか…エモいな。
前世ではやらなかったタイプの青春だわ。



そんなこと考えているウチに、グルッぺンの家についたらしく、
グルッぺンの動きが止まる。



『…旅館かホテルか何かですかココ……！！？！？！！』







*
ごめんね、最近全然更新しなくて。
モチベなくてさ。

何かあったら巻き添えにしろってバッチャンが！→←タイトルつけ忘れてたわ〜全然気づかんかった☆

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