万事屋の私は神のせいでヒーロー目指すことになりました【ヒロアカ】×【銀魂】 (ページ26)

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21．ジャーマンスープレックスページ26

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「落ち着いたかい？」

「ああ、うん・・・」

私は力なく返事をする。

あれからいろいろあった。

総悟と銀ちゃんがからかってきたり、

土方が同情してきたり、

神楽がかわいかったり、←

新八が眼鏡だったり、←(？)

銀ちゃんがうざすぎて私がジャーマンスープレックスしたり・・・

・・まあ、いろいろあった。

ちなみにすぐそこには地面に刺さった銀ちゃんがいる。

別に私は悪くない。だって銀ちゃんが悪いんだから。←

「そんなことよりネズミ。他に確認したいことがあるっつってたよな？」

「そんなことよりってなんだゴラァ。」

私は沖田にｶﾞﾝを飛ばす。それでも沖田は済ました顔をして気にしてない様子だ。

「ハハッ！ネズミじゃなくて根津だよ！・・・それで次に確認したいことは君たちの個性についてだ。」

「個性？」

「そう、この世界に生活するにあたって個性が必要になってくる。だから君たちの個性を決めておきたいんだ。」

なるほど・・この世界では個性がないと変なんだっけ。

「神楽少女とA少女は夜兎という種族だからそれでいいんじゃないかな？」

「じゃあ決めるのめんどいからそれでいいアル。」

「私もー。」

だってわざわざ考えるのめんどくね？

「じゃあ、あと僕たちですね。」

しばらくみんなで考えるがあまりいい考えが浮かばない。

私的には新八は"眼鏡"でいいと思ったけど「それどんな個性！？」ってつっこまれて答えられなかったからしぶしぶ引き下がった。

そこで私の頭にある考えがよぎる。

「・・・別に個性なくてもいいんじゃないの？」

私の言葉にみんなが驚く。

「どういうことだ？」

「だから別に個性なくてもいいんじゃない？この世界にも無個性っていうやつがあるんでしょ？元から四人とも個性はないし。」

「それもそうだねィ。俺たちには刀(コレ)があるし、それに考えるのがめんどくせィ。」

「お前的には後者のが本音だろ。」

沖田が刀をさわりながら賛同し、土方が沖田の言葉にツッコミを入れる。

根津はしばらく考えると「それもそうだね！」といった。

「じゃあ神楽さん、Aさんの個性は夜兎、後の四人の個性は無個性ということにしておこう！」