万事屋の私は神のせいでヒーロー目指すことになりました【ヒロアカ】×【銀魂】 (ページ4)

今日:2 hit、昨日:11 hit、合計:223,472 hit

2．何がおかしーの？ページ4

「大串君いたんだ。」

「影薄すぎてきずかなかったでさァ。」

「うるっせーよ！あと俺は土方だ！」

ドSコンビが土方をからかう。

「それで、何がおかしーの？マヨネーズがないこと？」

「ちげーよ。.......まず、人が一人も見当たらねェ。」

土方に言われて周りを見渡すと、ここにいるのは私たちだけだ。

「それに江戸にこんなところはないはずだ。」

確かに江戸にはコンクリートの建物もあるけど、こんなに密集したところはない。

「じゃあ江戸じゃなくてどこか他の場所じゃ......」

「江戸じゃなくてこんなに発展した場所があるか？」

土方に言われて黙ってしまう新八。

「つまり、土方はここは江戸じゃなくて日本でもないどこか、って言いたい訳？」

「そういうことだ。......でもまだ情報が足りねェ。ここについて調べなきゃいけねーな。」

そういってタバコに火をつけて煙を撒き散らす。

「じゃあ手分けして調べよう！」

「そうアルな！」

私の言葉に神楽はすぐ同意してくれたが、

「ええ....」

「めんどくせェ....」

銀ちゃんと沖田の二人はそんなことを言い出す。こいつら殺してやろっかな。

「あ、あの......」

新八が軽く手を上げていう。

「どうしたの？」

「僕ら、武器なくなってませんか...？」

そう言われ、私たちはさっと自分の武器があるであろう場所を見る。だが、

「ああ！」

「ないアル！」

「いつ落としたんだ！？」

「さっき穴に落ちたときじゃないですか？」

「じゃあそれも探さないとね。」

「何で二人はそんなに落ち着いてんですか！」

新八にツッコミをいれられたけど私は素手でも戦えるし。沖田は知らんけど。

あ、でも傘ないと日があたるわ。

ドゴォン！

そう考えるとすぐ近くでなにかがすごい勢いで落ちてきて砂ぼこりが舞う。

「ゲホッゴホッ...なんだ...」

視界が開けるとそこには画風の違うおっさんとなんか小汚いロン毛が。

そして画風の違うおっさんは私たちの前まで来ると、

「ヴィラン共、悪事はそこまでだ！........私がきたからな！」

「「「「「「は？」」」」」」

意味不明なことを言い出した。