万事屋の私は神のせいでヒーロー目指すことになりました【ヒロアカ】×【銀魂】 (ページ28)

今日:1 hit、昨日:33 hit、合計:223,460 hit

23．シスコンで何が悪いんですかァ？ページ28

あの後かくかくしかじか割りとどうでもいいことを決めた後、私たちはＭからもらった地図を頼りに私たちのこの世界での家へ向かっていた。

ちなみに紙を持っているのは私だ。

「家ってどんなところかナ？楽しみアルなA！」

神楽がすごくキラキラした目で私を見てくる。

グホォッ、まぶしい・・

「うーんそうだね・・できればでかいほうがいいよね。後私は神楽と相部屋ならなおよし！」

「Aちゃんぶれないね」

私がヨダレをたらしながら拳を握って言うと新八にあきれた目で見られた。

「相変わらずキモい性癖してんな」

沖田がそういってきたため私はキッと沖田を睨む。

「人をいたぶるのが好きなサディストに言われたくないね。それに私は神楽を愛してるだけでキモくない」

「だからそれがキモいっていってんでィ。このシスコンが」

「はぁ？シスコンで何が悪いんですかァ？」

私たちの間にバチバチと火花が散る。

「おいおい、こんなところでけんかすんなよ」

銀ちゃんが止めに入るがヒートアップしている私たちには聞こえない。

「だいたいそんな生意気な口叩くのは私に勝ってからにしなよ。私より年上の癖に未だに一度も勝てたことがないもんねェ？」

私のその言葉に沖田の眉ががピクッと反応する。

「優しい俺はお前のために手加減してあげてんだよ。それに今日は俺が勝っただろ。なぁ、最下位さん？」

沖田がニヤッとバカにするように笑ってきたため私の中の何かがプツンと切れる。

「誰が最下位さんだァ！！まず私はあのでかいギミックを倒したし、私の方が強いんだよゴラァ！」

「あれはお前に譲ってやったんだよ。アホが」

「何！？そこまでいうなら勝負する！？タイマンで！」

「ああいいぜ。これでお前と俺の差を思い知らせてやるよ」

私たちはそれぞれ武器に手をかける。

「お前らこんなところで暴れんじゃ・・・」

「「うるせぇ！」」

「グヘッ！」

私たちは止めようとした土方を殴る。

その後向き合うと、沖田が鞘から刀を抜き、降り下ろしてきた。

だが私はそれをよける。

すると・・・私が持っていた地図が真っ二つに切れた。

「ああ！」

新八の驚く声が聞こえたが無視して私は邪魔になったその地図を投げて番傘を発砲する。

沖田もこれはよける。

そして・・・その弾丸が地図を貫き地図が粉々になった。

「「「「あああああ！！」」」」