万事屋の私は神のせいでヒーロー目指すことになりました【ヒロアカ】×【銀魂】 (ページ18)

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二人の管理者・２ページ18

Mside

「そんなことより彼女たちを返してあげてください。」

私の言葉に話題をかえようと軽く咳き込みいった。

「だが断ります。」

「僕は何度だって言いますよ。彼女たちを返してあげてください。」

「イーヤーダー、ヤダヤダヤダー」

「棒読みで子供みたいなわがまま言わないでください。」

確かに自分でも子供みたいだと思ったけど改めて言われるとイラつきますね。

「失礼ですよ。平社員の貴方が社長の私になんてことを！恥を知りなさい！」

「何ですかそれ？」

△△△さんが訝しげな目でみてくる。

「さっき話したんです。例えるなら私が社長で貴方が平社員だって。」

「まぁ確かに貴方は管理者内では一番ですけど・・・・あ、だから話をそらさないでください！」

「不可抗力です。」

「何がですか。」

△△△さんは深いため息をつく。

深すぎて谷底までいっちゃいそうです。

「・・・管理者のルールでありますよね。『管理者は他の世界への干渉を禁止とする。』忘れたとは言わせませんよ。」

「そんな数千年前のルール忘れました。」

私はプイッと横を向くと△△△さんはまたもやため息をつく。

「・・・僕貴方のそういうところが嫌いです。」

「ほんとですか､ショックですね。私は貴方のこと結構好きですよ。」

「な、なにいってんですか！？」

真っ赤になって照れ出す△△△さん。

「可愛いですね。」

「・・・からかわないでください。」

「からかってませんよ。でもこれくらいで照れるなんてまだまだ若いですね。・・・其より貴方も忘れたとは言わせませんよ。『社長室に勝手に入った人は封印とする。』！」

「何ですかそのルール・・・聞いたことないですよ。」

「だって今つくりましたもん。」

「ダメじゃないですか。てかここ社長室じゃなくて貴方の異空間ですよね。」

「屁理屈言わないでください。今は私がルールですよ。てことで封印です。」

私がパチンと指をならすと△△△さんは消える。

これでしばらくは出てこれませんね。

邪魔なく楽しめます。

「さて、そろそろ観察を再開しますか。」

そういって私はあの世界へと向き直った。