48．それが私だ！ ページ9
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「あんなの嘘に決まってるじゃない···ちょっと考えればわかりますわ」
そうかな、本気だったと思うけど。
百の言葉にそう考えたがまあその可能性もなくもないので心の中にとどめておく。
「そゆこと。これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類あるから目ェ通しとけ。
後緑谷。
「は、私！？」
私は驚きながら自分を指差す。
「ああ、お前だ。緑谷に途中で倒れられても困るしな。それと····さっきお前の球で怪我した沖田を迎えにいってこい」
「えぇ···」
そんな風にいいながらもすごい威圧を出した相澤には逆らえないわけで、
ってことで緑谷君と保健室に向かってるなう。
「でもさっきすごかったね緑谷君！かっこよかった！」
「いい、いや、そんなことないよ！夜兎さんの妹さんと沖田君の方がすごかったし···」
「あ、Aって呼んでよ。妹と区別しにくいし」
顔を真っ赤にしながら照れる緑谷君に私はそう返す。
すると緑谷君はもっと顔を紅くさせ「いや、でも」としどろもどろした。
「じゃあ私も君のこと名前で呼ぶよ！えっと、名前なんだっけ？」
悪いと思いながらも緑谷君の名前は分からないから正直に質問する。
しょうがない、それが私だ！
「い、出久だよ···」
出久、か。いい名前。
「じゃあ出久って呼ぶからAって呼んでね。ついでに妹のことも」
私がそういって笑うと、緑谷、じゃなくて出久はしてやられたって感じの顔をする。
そして出久はしばらくすると照れながら、
「じゃ、じゃあAさんで···」
うーん、まださん付けで他人行儀だけど···いっか。
百も私のことさん付けだし。
「うん、じゃあよろしくね、出久！あ、着いたよ保健室」
「え、あ、本当だ」
そこでようやく保健室に着く。
「沖田ァ！迎えにきてやった、ぞ···」
私はめんどくさいと感じながらも相澤の頼みのため戸を開け大声でよぶが、
そこにいた沖田の顔を見て目を見開く。
出久も隣で固まっていた。
そして私はたっぷり10秒間固まると
「ギャハハハハハハハ！お前絆創膏付けすぎだろ！」
「お前のせいだけどな」
そう、沖田は驚くほどに絆創膏を顔のあちこちにつけていた。
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雲隠れ - え、嘘っ！終わっちゃった… (2021年6月1日 23時) (
レス) id: 9c937fba5d (このIDを非表示/違反報告)
りおねる(プロフ) - カナメさん» 変身遅くなってすみません！！ありがとうございます！全然更新できていませんが頑張ります！ (2019年4月2日 14時) (レス) id: 5844c235da (このIDを非表示/違反報告)
カナメ - この作品凄く面白くて大好きです!!これからも更新頑張って下さい! (2019年3月29日 22時) (レス) id: 162b64b089 (このIDを非表示/違反報告)
りおねる(プロフ) - フラン(スマホ)さん» ありがとうございます！これからは更新が遅くなると思いますがよろしくお願いします！ (2019年2月26日 19時) (レス) id: 5844c235da (このIDを非表示/違反報告)
フラン(スマホ)(プロフ) - コメント失礼します。銀魂とヒロアカのコラボ、凄く好きなので嬉しいです！ギャグも面白くて、サクサク読めちゃいます笑これからも頑張ってください！ (2019年2月25日 18時) (レス) id: f2d071ed58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りおねる | 作成日時：2018年7月30日 12時
