管理者の娯楽 ページ23
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「···彼女には
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主人公になってほしいんです。物語の主人公に」
少し黙ってからＭはそう言った。
「···あんた何いってんスか」
Ｍの言葉に□□□は訝しげな眼でＭを見る。
「自分でも変なことをいっている自覚はあります。
この世界の主人公は緑谷出久。
けど私はこの物語の主人公はAにしたいんです。
彼女は常に中心にいてほしい、この物語に刺激を与えてほしいんです。その刺激が彼女···そして彼らです」
Ｍは焦りながら倒れるAに呼び掛ける沖田、神楽、新八、そして走ってくる銀時、土方を指した。
「ちょっと言ってる意味がよくわからないッス」
「はい、私も分かりません。でもこれが私の本心です。」
Ｍは矛盾した言葉を口にした。
しばしの沈黙。
最初に口を開いたのは□□□だった。
「俺、ほんとは他の管理者に貴方を止めにいけっていわれてきたんスよ。貴方の次に俺強いッスし」
「···じゃあ私を止めなくてもいいのですか？」
Ｍは特に気にした様子もなくそう返した。
「いや、貴方の次に強いっていっても俺貴方の半分以下ッスし、普通に様子見たら帰ろうとしてたんッスけど···俺もこの物語の続きを見てもいいッスかね？」
「は？」
Ｍは目を見開き□□□の方を向く。
「俺も気になるんッスよ、この物語の続きが。そうッスね···俺は先輩を止めようと全力を尽くして説得しようとしたけど、先輩は聞く耳をもたず圧倒的な力で殺されってしまった、っていうのはどうッスか？」
「何ですかそれ、私最低じゃないですか」
「いやあんたはさいて、なんもないッス···」
すごい眼力に気圧され□□□はいいかけた言葉を途中でやめる。
「···まあいいですよ。貴方以外はここには入れませんし貴方が裏切ったと確認するすべもない。」
「おお、いいんすか。ありがとうッス。
···じゃあよろしくお願いするっス、先輩」
そういって彼はニヤリと笑った。
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雲隠れ - え、嘘っ！終わっちゃった… (2021年6月1日 23時) (
レス) id: 9c937fba5d (このIDを非表示/違反報告)
りおねる(プロフ) - カナメさん» 変身遅くなってすみません！！ありがとうございます！全然更新できていませんが頑張ります！ (2019年4月2日 14時) (レス) id: 5844c235da (このIDを非表示/違反報告)
カナメ - この作品凄く面白くて大好きです!!これからも更新頑張って下さい! (2019年3月29日 22時) (レス) id: 162b64b089 (このIDを非表示/違反報告)
りおねる(プロフ) - フラン(スマホ)さん» ありがとうございます！これからは更新が遅くなると思いますがよろしくお願いします！ (2019年2月26日 19時) (レス) id: 5844c235da (このIDを非表示/違反報告)
フラン(スマホ)(プロフ) - コメント失礼します。銀魂とヒロアカのコラボ、凄く好きなので嬉しいです！ギャグも面白くて、サクサク読めちゃいます笑これからも頑張ってください！ (2019年2月25日 18時) (レス) id: f2d071ed58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りおねる | 作成日時：2018年7月30日 12時
