第4話 今『またですか』 貴『今剣』 ページ5
審｢Aちゃん、そのさ｢何処？｣髭切さん？｣
髭｢その審神者…本丸は何処？｣
今まで聞いたことのないような低い声が響く
審｢髭切さん｣
貴『やめろ…あの本丸に……手を出さないでくれ…頼む』
Aの文字は震えていた
髭｢……分かったよ｣
審｢取り敢えず手入れをしないと｣
江｢主…本体はここです｣
審｢江雪さん？｣
小夜｢さっき…Aさんが置いていった｣
審｢そう｣
薬｢取り敢えずAの姉貴を部屋に運んでおいた方がいいな｣
今｢ではぼくがはこびます｣
岩｢だが、お前の身長では｣
今｢心配いりません｣
サァ…
風と共に今剣の姿が変化した
それに合わせ、刀の大きさも変化する
岩｢今剣…その姿は｣
今｢言ったじゃ無いですか…岩融、僕は昔は大きかったんですよ｣
その身長は、太郎太刀より大きかった
下駄を脱げば太郎太刀よりは小さいが
今｢では、部屋に案内してください｣
今剣はAを抱え部屋に連れていった
髭『おーい、弟と妹の……』
膝『兄者、俺の名前は膝丸だ!!』
貴『兄者、僕の名前はAだ!!』
今『またですか』
貴『今剣』
今『すこしはうすみどりと、Aの名前をおぼえようとしてあげたらどうですか？』
髭『う〜ん、でも名前なんてなくたって、二人共僕の大切な弟と妹だよ』
膝貴『『兄者〜!!』』
膝『A…兄者を頼む』
貴『膝丸…？起きてくれ!!』
髭『ひ…ざま……る？』
貴『兄者ぁ…膝丸が』
審『…あんたの……せいよ、あんたさえ居なければ!!』
髭『……』
貴『主、兄者、済まない…僕のせいで』
髭『主』
審『なに？』
髭『膝丸は…何処だい？』
審『髭切…』
貴『……っ』
審『膝丸は折れたわ…そこに居る、”偽物のせいで!!””そいつが折ったのよ!!”』
貴『っ!!』
髭『返して…』
貴『!?』
髭『膝丸を…僕の弟を……返して』
貴『…済まない……あの時、僕を庇ったせいで』
髭『返せ!!…良くも膝丸を……折ったな』
貴『違う、確かに僕のせいだが…僕は折ってないぞ、兄じ『気安く僕を兄者と呼ぶな!!』ビク!?』
髭『僕をそう呼んでいいのは、
貴『済まない…あに……”髭切さん”』
貴『”髭切さん”歌仙が呼んで…』
髭『…僕に話しかけないで』
審『髭切……』
貴『分かった、髭切さんが言うなら喋らない』
貴【髭切さん、夕餉の時間だ】
髭『膝丸の目で僕を見るな』
貴【髭切さんが望むなら】
第5話 時『ﾚｷｼ…ｶｴﾙ……』 貴『兄者？』→←第3話 髭｢…膝丸が、どうしたの？｣ 今｢髭切…｣
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胡蝶蘭 - 初めまして。最後まで読みましたがウルッときますね。腹黒いですが、元本丸は夢主が今の本丸で幸せにしているのを見て後悔すれば良いと思います。オチは三日月か髭切がいいです。 (2018年12月12日 16時) (
レス) id: 1fa4972d94 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 凄く続きが楽しみです。夢主幸せになってほしいです。オチは、三日月か髭切を希望です。更新再開を楽しみにまってます。 (2018年8月21日 8時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
ぬい(プロフ) - 初めまして。読ませて頂いました！更新楽しみにしてます！ (2018年3月29日 23時) (レス) id: 7670cd7832 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - すごく面白かったです。続き、楽しみにしてます。小説を書いていくことは、難しいと思いますが、続きが知りたいです。よろしくお願いいたします。 (2018年3月28日 8時) (レス) id: 859729bd35 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - すごく面白かったです。続き、楽しみにしてます。 (2018年3月17日 15時) (レス) id: 859729bd35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜木千里 | 作成日時：2018年2月8日 0時
