第2話 ページ3
ｿﾞﾑ｢グルッペン!!｣
ｸﾞﾙ｢此奴のお陰で無事だ、しんぺい神を｣
ｿﾞﾑ｢助けるんか…そいつ｣
ｸﾞﾙ｢…恩人だ｣
ｿﾞﾑ｢分かった｣
ゾムがインカムでしんぺい神を呼ぶ
その待ち時間
貴｢……っ｣
ｸﾞﾙ｢何故…助けた｣
貴｢目｣
ｸﾞﾙ｢目？｣
貴｢嘘…やない……真剣な…、あんな仲間思い…人………ころせへん｣
神｢で、怪我人は!?｣
ｸﾞﾙ｢ここだ｣
神｢ひどい怪我や｣
ﾊﾞｯと手をかざすと暖かい光がAを包む
神｢……多方治療は出来たよ｣
ｸﾞﾙ｢しんぺい神、これは外せるか？｣
Aの首元を指す
神｢!!これ、誰なんやった奴……ちょっと脱がすで｣
とローブを脱がすと現れた顔や体には無数の傷や痣、そして模様
神｢これ無理やり言う事聞かせるためのやつや…逆らったりすると体が引き裂かれるような痛みが襲う………この印が体全体を覆うとﾀﾋんでしまう｣
ｿﾞﾑ｢!?なら、そいつ｣
神｢あと1回……危なかったで｣
と首の機械を外す
外すと首には締め後がくっきりと残っていた
神｢息も出来んかったんやろうな｣
ｿﾞﾑ｢それなのに俺ら助けたんか？｣
神｢みたいだね｣
貴｢…？｣
神｢あ、起きた？｣
ｸﾞﾙ｢…その目｣
ｿﾞﾑ｢グルッペン？｣
ｸﾞﾙ｢いや｣
貴｢……｣
ｽﾞｽﾞｯとAの身長が縮む
3人｢｢｢え｣｣｣
その後
ｸﾞﾙ｢…と言うわけだ、俺は此奴を気に入った!!幹部にする!!｣
しかし当然あの場にいたもの以外からは反対された
ｺﾈ｢信用ならん…ころしたほうがええんとちゃう？｣
ｵｽ｢それが演技やったらどうすんねん｣
貴｢………｣
ｸﾞﾙ｢ん？どうした？｣
Aは窓に近付き窓を開けた
ｺﾈ｢なんや逃げる気か｣
Aは首を振る
窓から地面を覗く
そして体を幼児ぐらいに縮めた
ｺﾈ｢は？｣
そして後ろを向いて飛び降りた
ﾄﾝ｢ちょっ、まっ｣
ｶﾞｸﾝｯ
と地面に落ちる感覚が無くなる
変わりに壁に叩きつけられた
ｿﾞﾑ｢あ、危なっ｣
ゾムがギリギリのところで足を掴んだのだ
こうして呆気なく回収された
ｿﾞﾑ｢何してんねん!!｣
貴｢………？｣
Aは何も喋らず首を傾げる
ｺﾈ｢喋れや!!｣
貴｢……多数決｣
ｺﾈ｢は？｣
貴｢反対が多数…ころすという意見も出てる………殺されるなら手を煩わせること無く自分でﾀﾋぬ、それだけ｣
ｿﾞﾑ｢まだ決まっとらんかったやろ｣
貴｢…………｣
ｺﾈ｢なんで黙んねん｣
続く (更新停止中)
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作者名：ポスカル | 作成日時：2019年11月14日 21時
