第3話 決 ページ4
男が禰豆子に刀を向けた
貴｢やめてくれ!!｣
もうこれ以上
僕から奪うのは…
やめて
やめて
もう
あんな思いは
…
あの…服……
貴｢やめろ!!｣
石を男に投げた
男はそれを避ける
その隙にAは気に隠れた
そして
再び石を投げ
斧を振りかぶり男に向かった
冨(感情に任せた単純な攻撃…愚か!!)
刀の柄をA目掛けて振り下ろす
冨｢!?｣
Aが持っていたものは
冨(斧じゃない!?)
脇差だった
そのまま刀を振った
冨(これ…は)
ギリギリを避ける
そして
柄をAの背中に打ち付けた
貴｢うっ｣
ドサッ
雪の上に倒れそのまま気を失った
禰｢…っ｣
ドクンッ
冨(斧はどこだ)
上を見ると斧がこちらに向かってきた
顔をずらし避ける
斧は男の後ろの木に刺さった
冨(木の影に隠れる直前こちらに石を投げ木の影に隠れた時上へ斧を投げた…丸腰…いや、脇差を持っているのを悟られないよう振りかぶった体制で手元を隠す……俺に勝てないのが分かっていたから、自分が切られた後で俺を倒そうと…それに…あれは)
禰｢ｸﾞｧｳ!!｣
禰豆子が男を蹴り飛ばしAに駆け寄る
冨｢しまった!!喰われる!!｣
貴【禰豆子は、禰豆子は違うんだ人を喰ったりしない】
禰豆子はAを庇うよに立つ
冨(昔同じようなことを言って食われたヤツがいる、”飢餓状態”になっている鬼は親でも兄弟でもころして食べる…栄養価が高いからだ、今までそういう場面を山ほど見てきた)
攻撃をする禰豆子の攻撃を避けながら考える
冨(この娘は怪我をお分かれておりそれを治すために力を消費している、鬼に変わるの時かなり体力を消費するはずだから間違いなく今は重度の飢餓状態、一刻も早く人の血肉をくらいたかっただろうに…守る動作、俺に対する威嚇)
禰豆子が飛びかかったその時、刀を鞘にしまった
そして
首に手刀を入れた
作成中
続く (更新停止中)
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作者名：ペち太 | 作成日時：2019年4月21日 16時
