ON?OFF? ページ34
あなたside
涼介に強引に背中を押され
先に入った部屋
そこには涼介が私を待って
いたというのが分かる
テーブルにはお酒の缶が何本かあった
お酒弱いくせに…
ガチャ…
鍵を閉める音に反応して
後ろを振り向くと涼介は
笑顔は消えて目を伏せていた
違和感とも取れる
表情と行動
まるでロボットみたい
「涼介…なんで鍵っ」
山「 んなの、なんでもいいだろ…」
「八乙女くんは悪くないから…
友達にあんな態度取らないで」
山「へえ、友達ね…」
涼介は当たり前かのように
私を追い込むように
奥へと部屋にやった
私はそれに伴い足を後ろへと勧めた
「涼介、どうしたの…おかしいよ」
山「Aの方がおかしいんじゃないの?」
そいうと勢いよく肩を押され
その勢いでベットの方になだれた
「ちょっと…っ」
シワ一つないベットに背中をつけると
涼介が足元にのってきた
「涼介っ?…」
山「っ…、A」
顔を近づけてキスをしてくるが
今は私もそんな雰囲気でもないし
ましてや、光がすぐ側にいるって言うのに
私は涼介を拒むように
左右に顔を避けた
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作者名:葉月 | 作成日時:2017年4月30日 23時