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貴女side









私は前のスマホを取り出して
光の宛先を探した






毎日のように電話をしたスマホ
涼介と付き合うようになってから
そのスマホを使うのが何だか嫌で変えた









メールのアイコンを押す
ここは敬語?それともタメ語?






けど向こうは記憶ないし
私が誰なのか曖昧なままなのだろう








とりあえず同窓会に誘った…
けど、中々返事が来なかった














「涼介…、同窓会あるんだけど

行ってもいいかな…?」









隣同士、ソファに座りテレビを見ていた
今日は何だかボディタッチが多い






急に甘えてきたり、ドSになったり
涼介はコロコロと表情を変える









山「えー、男いんだろ?」









涼介は人一倍嫉妬深くて
一歩間違えたら束縛男






だから、あんまり涼介の前では
男の子とは関わらないようにしてた









「そりゃね、同窓会だし」









山「行くなって言ったらどうする?」









「無視して行く…」









山「…っぷ、いいよ?行っても

言っとくけど、帰り遅くなったら




.







.


容赦しないからな…」









いきなり、顔を寄せて
耳元で囁いてきた









「も、もう、本当近いから…」









パシっと顔を軽く叩いて距離をとった






山「何照れてんだよ?今更」









何だか、涼介に内緒で…

光に会いに行くために
同窓会に行くと思ったら






何だか胸が苦しくなった

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設定タグ:八乙女光 , 恋愛 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:葉月 | 作成日時:2017年4月30日 23時

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