ON?OFF? ページ15
八乙女side
教室から下を向きながら出てきたのは
何度も見舞いにきてくれた彼女
となりには、他校の男
彼女は、そいつの腕を取って
俺たちの目の前から姿を消した
その時本能的に走り出そうした
ぎゅ…っ…
軽く腕を引っ張られた
その先を見ると萌が腕を掴んでいた
萌「 私、光の彼女なんだよ…?
ちゃんと、私だけ見てよ」
萌が時々何を言ってるのか分からない
何をそんなに不安がっているのかも
きっと俺は
俺は萌の事が好きな…はず…
『俺には、萌だけだよ?
大丈夫だから』
本当の事を言うと
自分の心と体が噛み合ってない
事故にあうまでは俺はどんなやつで
どんな性格だったのかもわからない
これまでの事は萌に全て教えてもらった
だから、俺にとってなくてはならない存在
なあ、萌…
俺が忘れたのってお前だったのか?
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作者名:葉月 | 作成日時:2017年4月30日 23時