OFF ページ12
貴女side
時間もたち、お開きにした
店内から外に出ると
美咲はお目当ての人が見つかり
ちゃっかり連絡先を交換していた
山「Aちゃん、家どこらへんなの?」
バックを肩にかけて
私の顔をのぞき込むように見てきた
「えっ…、駅のすぐ近くだよ」
やっぱり、この顔だし女の子に慣れてる
正直友達止まりでいいかなって思う
彼氏なんかにしたらとんでもなさそうだし
山「俺も駅の近くだし、一緒に帰ろ?」
「う、うん…」
それからみんなとは別れて
彼は話題を振りどんどん話してきた
山「Aって呼んでもいい?
あっ、ごめん…馴れ馴れしくて」
女の子に慣れてると言っても
ガツガツ来ないから暑苦しくない
程よい距離感を保ってくれている
「Aって呼んでいいよ…
じゃあ、私は山田呼びでいい?」
山「おい、そこは名前にしろよ…!!」
「じゃあ気が向いたら、名前で呼ぶ…」
山「なんだよ、それー」
そう優しく微笑む彼は
これまでの傷を癒してくれる
そんな、そんな気がした…
私の心の鍵を少し開けてくれた気がした
作者から!!
更新遅れて申し訳ありません!!!
エースの登場に主人公の気持ちも
少し変わってきた様子…
ここからどうなるかはお楽しみに
お気に入り、評価よろしくお願いします。
125人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葉月 | 作成日時:2017年4月30日 23時