mackenyu world

お世話係、まっけん。 ページ25

(you side)






✱





今日は高校の同窓会ってことで、

気合い満々な私。



もちろん真剣佑には許可貰ったし。

…早く帰るって約束だけど。




「A久しぶり〜」


『久しぶり！卒業以降あってなかったもんね』




まぁ、まだ20だし二年ぶりくらい。

けど大人びるもんだね。




『もう9時か〜』





お酒も入り、話も盛り上がり、


そりゃあ当然帰りたくないわけ。




「もう帰っちゃうの？これから２軒目なのに〜」


「たまには行こ？」




(まっけん、帰り遅くなるって言ってたし…いっか！)



はい。誘惑に負けました。


気づけば０時回ってました。




やらかしたな…とは思ったものの、

ワンチャン真剣佑 まだ仕事じゃないか説もある。




((だいぶ酔ってます。))





『ただいまー！！』




多少ふらつきながら、靴を脱ぎリビングへ。



「遅すぎだよ？」




…説立証ならず。


彼は帰っていました。




『ごめんね〜、盛り上がっちゃって』


「結構呑んだ？」


『ん〜？そんなでもなぁい』



とりあえず座らされ、

お水を持ってきてくれたまっけん。



それに対して理性ぶっ飛んでるワタクシは、

彼に抱きついてぐーたら。





「お水飲んで」


『ん〜後で』




あぁ、眠っちゃいそう。




「眠たいの？」


『うん』


「お風呂は？」


『めんどくさいから明日の朝にする』




とにかく私 お酒飲むと無気力になるんです。




「メイクは？」


『あぁ、落とさないと。それだけは…』




手だけは動くものの、1度寝転んだらアウト。

起き上がれません。




「これでいいの？」


『うん、それそれ！』




シートを持って、優しく落としてくれる彼。



『ふふっ』


「目瞑って。笑」


『だってまっけん可愛くて』




一生懸命な姿を呑気に眺めながら、

抱っこされて寝室へ。




『いつもの何倍もベッドが気持ちい〜』


「ほら、手上げて」




バンザイしたまま、パジャマのTシャツを着させられ。
(下は自力で履いたよ！？)



完璧、介抱されてる私。




『ごめんね、まっけん。』


「変なことされなかった？」


『うん、ずっと女の子といた』




寝るまでも、背中をトントン。


翌日お酒くさい自分に嫌気がさしました。






✱



遅くなってしまいました…

酔っ払った主人公ちゃんを一生懸命お世話するまっけんが書きたくて！

このシュチュエーション最高。

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