55気まぐれプリンス ページ6
帰りの車の中
何もかもが上の空のAちゃんを乗せて
俺は走り続けた
気「ああ、もうあかん!」
また壊れそうなAちゃんを
見てられんくて、車をコンビニでとめる
気「Aちゃん、どないしたん
なんでそんなに暗い顔しとるん」
A「. . .」
気「Aちゃん!」
A「え、あごめん
コンビニ?私は何も買うものないよ」
・
・
気「なんであのとき、あんなこと言ったん?
俺がいないところで何があったん?」
A「なんでもない、ただ動揺してて」
俺には話してくれへんのか
俺、そんな頼りない??
気「俺コーヒー買ってくるな」
いてもたってもいられんくて
この場から逃げ出したくて
財布を持って、コンビニに入った
・
・
さっき強く言ったこと、謝ろう
Aちゃんのぶんのミルクティーも買って
車に戻った
気「さっきはごめん
強く当たって、ほんまごめん」
A「大丈夫
私のほうこそ、
せっかくの誘い、台無しにしちゃった」
気「そんなん、気にせんといて
またいつでも出かけられるし」
俺らには、次があるけど
あの女の子には今日しかなかったんや
Aちゃんがあの場におらんかったら
・
・
やっぱり俺の好きな人は
素敵な仕事しとるなって思った
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Rey(プロフ) - 初めてのコメント失礼します。め。が登場する物語で一番好きです。これからの話展開が楽しみです。 (2018年9月7日 0時) (レス) id: babc15c81e (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - すごく好きです!頑張ってください! (2018年8月25日 0時) (レス) id: d1b246cd4a (このIDを非表示/違反報告)
子狐 - 第2弾おめでとうございます!そして、ありがとうございます。 これからも頑張ってください! (2018年8月15日 0時) (レス) id: 2c70827463 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひ ら り. | 作成日時:2018年8月14日 23時