53気まぐれﾌﾟﾘﾝｽ ページ4
あっという間に人だかりができる
気「ほんまや...」
背伸びをしてその円の真ん中を見ると
ひとりの女の子が血を流して倒れとった
隣にいたAちゃんは
A「ぷんたくん、手伝ってもらっていい？」
気「もちろんやで、俺にできることなら」
そう言って
俺らは人混みの中をかきわけて
その女の子の元へ走った
A「大丈夫ですか、聞こえますかーー」
女「いたい..」
A「どこが痛いか触れるかな」
女「ここ、らへん、」
Aちゃんは
血相を変えて俺に大声で
A「ぷんたくん！！！
はやく救急車！！！！」
気「わ、わかった！！！」
A「あと、誰か職員の人にも
知らせてください！！！」
客「わかりました！！(汗)」
冷静に判断して、テキパキと指示する
かっこええな
そう思った
A「もうすぐ救急車くるから！
お願い、頑張って！」
出血を自分のタオルで抑えながら
必死に女の子のお腹をさするAちゃん
何か、何かしてあげられること
気「すみません！！
救急の人来るんで！！
道あけてください！！」
俺の声に、ハッとしてAちゃんは
頭を上げる
A「ぷんたくん、ありがとう」
A「誰かこの子のご家族の方は、」
男「俺、彼氏です、！！！」
救「到着しました！！
病院の手配も取れてます！！」
A「運びます」
Aちゃんは、ぷんたくん、と言って
A「ぷんたくんは車でついてきてほしい」
気「わかった」
A「彼氏くん、一緒に乗って」
男「はい！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rey(プロフ) - 初めてのコメント失礼します。め。が登場する物語で一番好きです。これからの話展開が楽しみです。 (2018年9月7日 0時) (
レス) id: babc15c81e (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - すごく好きです！頑張ってください！ (2018年8月25日 0時) (レス) id: d1b246cd4a (このIDを非表示/違反報告)
子狐 - 第２弾おめでとうございます！そして、ありがとうございます。 これからも頑張ってください！ (2018年8月15日 0時) (レス) id: 2c70827463 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひ ら り. | 作成日時：2018年8月14日 23時
