74白服 ページ25
白「既読もつかないし、通話も出ないよ」
夜12時
彼女なしの男たちみんなで開いた
クリスマスパーティーは呆気なく終わった
･
･
いつの間にか外は白い世界
ひらひら降る雪がとても綺麗な
クリスマスにぴったりな夜だった
あ「俺、病院行ってくる」
Aちゃんの帰りが遅かった
11時には帰ってきます！って可愛い笑顔で
家を出ていったのに
ノ「あおいくん、ちょっと待ってや！」
あ「何かあったのかもしれないじゃん！
もしかしたらもう病院出てるかもしれない、
帰り道に女の子ひとりで危ないに決まってる」
･
･
みんなが慌て始める
誰かに連れ去られたとか、
雪だから足元が悪くて怪我したのかもとか、
そんなときだった
A「遅くなってごめんなさい！
みなさん、メリークリスマス」
大きな紙袋を下げて
愛しい人が帰ってきた
髪にはまだ溶けきっていない雪
白い息を吐きながら
必死な顔の俺らにごめんなさいと謝る
気「無事でよかったわ、ほんまに！！」
ノ「寒いやろ？？上がって！」
･
･
A「無事なんかじゃ、ないです」
･
･
そんなことを言ってたなんて、
あのときの誰が気づいていただろう
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Rey(プロフ) - 初めてのコメント失礼します。め。が登場する物語で一番好きです。これからの話展開が楽しみです。 (2018年9月7日 0時) (
レス) id: babc15c81e (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - すごく好きです！頑張ってください！ (2018年8月25日 0時) (レス) id: d1b246cd4a (このIDを非表示/違反報告)
子狐 - 第２弾おめでとうございます！そして、ありがとうございます。 これからも頑張ってください！ (2018年8月15日 0時) (レス) id: 2c70827463 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひ ら り. | 作成日時：2018年8月14日 23時
