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いつもと同じ時間のアラームで目が覚める
そういえば昨日アラーム止め忘れたな…と
慌てて起き上がる
横で裸で寝ている翔太くんと
翔太くんのTシャツだけの私と
床に散らばった衣服と
昨日のことが夢ではないんだ。
と嬉しさと恥ずかしさが交差した
渡辺「…ん、A…？」
『あ、ごめん、起こした？』
渡辺「…今…何時……」
『7時半だよ』
渡辺「…もう少し、寝れるじゃん……」
翔太くんはそう言って
私の腕を引いて再び布団に潜った
結局二人して起きたのはお昼
翔太くんにシャワーを貸してもらって
化粧も軽くして準備をする
渡辺「なあ、どっか出かけね？」
『え…二人で？』
渡辺「二人じゃ嫌？」
嫌じゃないけど…
翔太くんとふたりで外出って相当ハードルが高い
隣を歩くのも恥ずかしいし、緊張もするし
何より…不仲と言われてる分
バレた時の反応に困る
渡辺「そんな悩まなくてもいいじゃん…」
なんて翔太くんは不貞腐れてる
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作者名：りんご | 作成日時：2022年10月14日 20時
