すの女の子２ (ページ39)

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(渡辺 side)

少し煙草を吸いに出ていて
戻ったら騒がしくなっていた楽屋

樹と北斗だけでなく、Aの友達もいる

樹「えー、じゃあ終わったらみんなで飯行こうよ」

『今日は4人でご飯だからパース』

樹「俺も混ぜてよ」

『女子会だからダメ』

樹「女子会って…余計に超混ざりてぇ…！」

『絶対やだ。もうこの話は終わり。3人送ってくる』

そう言って足早に楽屋を出ていった

樹「結局、連絡先すら聞けなかった…
北斗としょっぴーだけ知り合いみたいで
ズルい…」

北斗「いや、いいじゃん。
この話はまた今度な。ほら行くよ。
お邪魔しました」

樹「しょっぴー終わったらご飯な」

北斗に引っ張られて
騒がしく楽屋を出て行く樹にみんな苦笑い

「やっと静かになった…。最初っからあんな感じ？」

阿部「まあ、わりと。でもしろの友達来てから
テンション上がったみたい…。」

佐久間「みんな可愛かったしね」

岩本「俺らも準備しに行こっか」

「俺、もう少し準備してから行くわ」

みんなが楽屋を出たのを見て一息ついた

(白崎 side)

3人を送り届けて楽屋に戻ると
翔太くんが一人座っている

『…あれ、みんなは？』

渡辺「もう準備に行ったよ」

『あ…そうなんだ。…翔太くんは…？』

渡辺「A待ってた」

鋭い視線を向けられるからドキッとする

『そ、そうなんだ…』

渡辺「これ終わって樹と飯だけど
終わる頃連絡して。迎えに行くから」

『いいよ。撮られたら困るし
樹にバレたら嫌でしょ？』

渡辺「別に俺、バレてもいいよ」

『え……そうなの…？』

渡辺「うん、別に。本気で付き合ってるし
…俺は別れるつもりもないし」

"Aも考えといて"

なんて頭を軽くポンポンして楽屋を出ていった