すの女の子２ (ページ13)

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今日は他のグループとのダンスレッスン

前に別の仕事仕事あったので
楽屋に入るとほとんどのメンバーが揃っている

ていうかみんな１箇所に集まって、会議中…？

『おはよう。何してるの？』

樹「ねえ、しろちゃん…これ何？」

『あ、今日発売のに載ってたんだ
メンバーとのデート企画』

なんか大分前に撮った気がするんだけどな…

なんて思いながらみんなの輪の中から
雑誌を取ってページをめくる

何枚も撮ったからこれが採用されたんだと
思いながらも
楽しく見れたのはふっかのとこまでで

翔太くんの所はどうしても見ることが出来なかった

樹「しょっぴーとしろちゃんって不仲だよね…？」

『自分達では言ったことないけどね』

森本「これはちょっとセクシー過ぎない…？」

『知らないよ。言われた通りにしただけ』

樹「てかこれってマジでキスしてる？」

『あー、みんなフリだよ。気遣ってもらった』

樹「でもさ…」

『もういいじゃん。練習始めよ』

私は無理矢理雑誌を閉じた

休憩時間になって、みんなと違う喫煙所に入る

火を付けると、大好きな匂いに包まれる

「あ、不良少女発見」

『…ふっか』

深澤「何、いつもこんな所で吸ってたの？」

『…秘密』

深澤「しかも翔太と同じ銘柄じゃん」

『……』

ふっかは"無視は酷くない？"なんて
笑いながら自分の煙草にも火を付けた

『…なんでここで吸うの…』

深澤「だってここ喫煙所だし」

『そ、じゃあ私戻るね』

深澤「いいじゃん、たまには話そうよ
翔太との撮影の話聞きたいし…」

"翔太とのキスどうだった？"

煙草をふかし、笑いながら核心を突いてくる
ふっかのこういう所は正直苦手だ

『……撮影は別に普通。みんなと変わらないけど』

深澤「ふーん、そっか。じゃあ戻ろ」

ふっかは吸い終わった煙草を灰皿に押し付け
戻る時にミルクティーを買ってくれた

深澤「休憩後も頑張ろうな」

と部屋に入ると照たちの輪に入ってってしまった