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「…って言ってもする事がないもんなぁ…」
まだ授業が始まるまで時間が結構あるのでスケッチしに行く事にした。
ー 美術室 ー
「いませんようにいませんように…」
ガラッ
美術室にいたのは緑色の髪の毛の長髪で背が高い…
春草さんがいた。
そんなことは気にせずに私は春草さんの絵に目がいった。
女の人…
笑い顔が可愛い女の人。
春草さんの好きな人かな…?
春草「!!…みた?」
春草さんは低い声で私に問い詰めた。
「え?見ちゃいけないんですか?」
春草「や…別に。」
「綺麗な人ですね」
春草「まだまだなんだけどね」
春草さんはいつもより楽しそうに話していた。
顔を赤らめながら、その絵を見つめて。
その女の人の事を考えると少し胸が痛くなった気がした。
春草「どうしたの」
「え?」
春草「さっきから下向いて」
「あ、あぁ…少し考え事を!」
春草「ふーん。」
春草さんへの恋は実らないものだと、私は思った。…いや、確信した。
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咲久 - とても面白いですね!作品の更新、楽しみにしています。これからも頑張ってくださいね。 (2020年2月10日 20時) (レス) id: 954f34060f (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 設定が今までにない感じで面白いですね!更新を停止されてるようですが、また続きを書いて頂けると嬉しいです! (2016年3月31日 20時) (レス) id: 39c2a1c6fa (このIDを非表示/違反報告)
茜子 - とてもおもしろいです!これからも頑張ってくださいね! (2015年7月28日 17時) (レス) id: 173e6aa80c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にわ | 作成日時:2015年7月9日 21時