に ページ3
｢夢の咲は何年ぶりだったけ?｣
｢確か四年ぶりのはずです。私達は飛び級で卒業しましたからね｣
その日、夢の咲学院の校門の前に二人の男が立っていたどこか妖艶な雰囲気を纏う二人に近づく者が一人
｢おはようございます。RUNAさん、REITさん。珍しいですね。あなた方が朝に出ているなんて｣
｢おや、泉。久しぶりですね。今はプライベートなので敬語は外してもらっても構いませんよ｣
｢今日はアイドル科で講演会をしろ、との依頼だから。泉もアイドル科だったよね?｣
｢そ、じゃあ楽しみにしてるねぇ｣
手を振って校舎内に入っていく泉。手を振り返し校舎に入ったのを見届けたあと、二人は音楽科の方へ歩いて行った
「ねぇ、麗月。こっちじゃないと思うんだけど」
「いつもの癖です。泉に案内をしてもらうべきでしたかねぇ」
「かもね。何せ
2人は結局電話をかけ場所を聞くことにした。
「もしもし、椚先生？私たちはどこに行ったらいいのでしょう」
『麗月さんですね?今、どちらに?』
｢音楽科の玄関のところですね｣
｢僕たちが夢ノ咲といったらここだったから、つい。ね｣
『わかりました｡迎えを寄越しますので、そこから絶対に動かないでください。いいですね?絶対ですよ』
｢はいはい。わかったから。じゃあ、後でね｣
プツンと電話を切ったあと、誰が来るのだろうと言葉を交わす二人の側を音楽科の生徒が横切っていく。五分ほど過ぎたとき、アイドル科の制服を身に纏った深緑の髪の男がやって来た
｢君が椚先生の言っていた迎えですか?｣
｢あぁ。生徒会副会長の蓮巳敬人だ｣
｢あらあら。丁寧にどうもありがとうございます。私はRUNAこと夜神麗月と申します」
｢僕は知っていると思うけど一応。REITこと巴月時雨だよ｣
｢時雨さんは久しぶりだな。春の社交界以来か?｣
｢ねえ、時雨。敬人くんとはどういう関係なのです?｣
｢天祥院の英智くん。いただろう?あの子の付き添いで時折社交界に顔を出しているのが彼なんだ。｣
麗月がそういうことか、という風に頷くと嫉妬したのか?と時雨が野次を飛ばした。
｢うるさいですよ。時雨。社交界の家で蓮巳を聞いたことが無かったので何処であなたと会ったのかが気になっただけです。さあ、蓮巳くん。私達を案内して頂けますか?｣
｢あぁ。では、俺についてきて下さい。｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
オリキャラ達のキャラがどんどん変わっていいく、、、、、、、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 146人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月うさぎ | 作成日時：2021年11月20日 15時
